履歴データ又は関連データの一部の値によって、フォーキャストが歪められる場合があります。こうした値の例として、外れ値や、欠損データを表し、真のゼロではないゼロなどが挙げられます。
値の除外機能によって、時系列データにより適切な値で不要な値を置換できます。時系列内の値の位置に応じて、自動化されたロジックを使用して新しい値が生成されます。
値の除外機能を使用するには、「ステージ 1: PlanIQ モジュールの作成」に記載されている手順に従ってください。その後、このページに戻って以下の手順に従ってください。
注記: 値の除外機能は元のデータには影響せず、PlanIQ のデータ解釈方法にのみ影響します。
値の除外機能を使用する手順は以下のとおりです。
- 置換する値が含まれている履歴データ モジュールか関連データ モジュールを開きます。
- 関連モジュールに新しい数値ライン アイテムを追加し、元のライン アイテムと同じ名前を付けます。次に、この新しいライン アイテムの名前の末尾に文字列 ___exclude_value を追加します。
新しいライン アイテムに名前を付けるには次の形式に従います。
元のライン アイテム名 + アンダースコア三つ + exclude + アンダースコア一つ + value
例:
「Units sold」という名前のライン アイテムがある場合は、新しいライン アイテムの名前を「Units sold___exclude_value」というようにします。
- 除外する値があるフォーキャスト アイテムを特定し、新しい値の除外ライン アイテムに 1 を挿入します。その他のすべての値では 0 のままにします。
以下は除外された値がある履歴データのグリッドを示した表です。除外された値は太字の斜体になっています。
履歴データ | |||
Units sold | Units sold___exclude_value | ||
Item 1 | 0 | 0 | |
Item 2 | 0 | 0 | |
Item 3 | 0 | 0 | |
Item 4 | 1 | 0 | |
Item 5 | 0 | 0 | |
Item 6 | 0 | 0 | |
Week 1 FY20 | Item 7 | 0 | 1 |
Item 8 | 0 | 0 | |
Item 9 | 84 | 1 | |
Item 10 | 0 | 0 | |
Item 11 | 0 | 0 | |
Item 12 | 0 | 0 | |
Item 13 | 0 | 0 | |
Item 14 | 0 | 0 | |
Item 15 | 0 | 0 | |
Item 16 | 1 | 0 | |
Item 17 | 1 | 0 | |
Item 18 | 0 | 0 |