ピボット ビューでは複数レベルの階層を簡単に作成できます。
設定
こちらの例では、[Anaplan XL] メニューに移動して [Connections] を選択し、AdventureWorksDW2014 などの SQL Server データベースに接続します。[OK] を選択します。
この接続にグリッドを作成すると、クエリを定義するように求められます。これにより、ピボット ビューが自動的に作成されます。または、接続画面で接続を右クリックし、[Add Pivot View] を選択します。
このビューでグリッドを作成すると、[All member] と、使用可能な各レベルのリストが表示されます。たとえば、[Order Date] を展開すると、そのレベルのすべてのメンバーのリストが表示されます。これにより、日を個別に選択できるようになりますが、年と月がグループ化されている階層によって柔軟性が大幅に向上します。

ピボット ビューの編集
[Manage Connections] に移動するとピボット ビュー接続が表示されます。これは、フラットな SQL ベースのデータの Anaplan XL ビューです。ピボット ビュー接続を編集して、複数レベルの階層を定義します。
[Pivot View Definition] ダイアログが開きます。

複数レベルの階層
複数レベルの階層を管理する方法は以下のとおりです。
- 右側からフィールドを目的の階層にドラッグ アンド ドロップします。たとえば、[Model] を [Product Category] ディメンションにドラッグして製品階層を定義できます。
- レベルを上下にドラッグ アンド ドロップすることで、レベルの位置を変更できます。
- 名前の変更や削除を行うには、階層かレベルを右クリックします。
計算
「Order Date」に基づいて、「Year」、「Quarter」、「Month」の各レベルがある日付階層を設定します。
ウィンドウの右側から [OrderDate] を [Order Date] 階層にドラッグします。これを必要に応じて何度でも実行できます (作成するレベルごとに 1 回ずつ)。
右クリックして事前定義された計算を使用し、「Quarter」と「Month」の名前に対してこのプロセスを繰り返します。


グリッドの追加
新しいグリッドを追加するか、最初に追加したグリッドを編集する際に新しく作成された階層を使用できるようになりました。
たとえば、フィルターとして「Region」と「Measures」、列に「Order Date」、行に「Product Category」を含む新しいグリッドをデザインするとします。

「Order Date」をドリルダウンすると、定義されている「Years」、「Quarters」、「Months」、及びモデル レベルの「Product Category」が表示されます。
