CloudWorks 統合のスケジュールを設定する際に考慮すべき重要な事項がいくつかあります。

統合のパフォーマンスと実行時間を評価し、問題がないか確認してください。特に新しい統合を追加する場合は、統合スケジュールを頻繁に確認してください。CloudWorks 統合のスケジュールを設定している同僚と意思の疎通をとってください。統合をできるだけ効率的に実行するには、以下のヒントに従ってください。

推奨事項非推奨事項
1 日のなかで統合を複数実行する場合には、統合の開始時間をずらしてください。複数の統合を同時に実行すると、スピードが落ちる場合があります。
1 日のなかで統合を複数実行する場合には、同じ時間に開始しないでください。
すべてのモデルで同時に実行する統合が 5 個未満になるようにしてください。
5 個を超える統合が同時に実行されるように設定しないでください。
同じモデルから同時に実行される統合は 1 つにしてください。
同じモデルから複数の統合が同時に実行されるように設定しないでください。 
1 つの統合を実行してから次の統合を実行するまでに 60 分以上の間隔を空けてください。1 つの統合を実行してから次の統合を実行するまでの間隔を 60 分未満にしないでください。
前の統合が完了してから 1 時間経過したら、そこからさらに数分待ってから次の統合を開始してください。例: 午前 6 時 42 分または午後 8 時 11 分

その理由は、このアプローチは 1 時間のなかでタスクをより均等に分散するのに役立ち、一度に実行される統合が多くなりすぎる可能性が減るためです。
正時 (00 分) 又は半時 (30 分) に統合が実行されるように設定しないでください。例: 午前 8 時 30 分または午後 4 時正時の直後や直前に実行するのも避けてください。例: 午後 4 時 4 分は問題ありませんが、午前 5 時 58 分や午前 5 時 59 分は避けてください。
開始時刻やタスクの依存関係を含む統合スケジュールをわかりやすく文書化して維持管理してください。
設定した統合を放置しないでください。実行時間を確認し、CloudWorks 統合のスケジュールを設定している同僚と意思の疎通をとってください。 
CloudWorks は協定世界時 (UTC) に固定されている点に注意してください。 統合は、夏時間を採用しているタイムゾーンでは、時間がローカル タイムより 1 時間ずれます。
夏時間について忘れないようにしてください。年に 2 回の、こうした時間のずれを考慮して計画してください。