1 列のテーブル (TSC) 形式の出力を作成するには、ビューのメタデータとグリッド データが必要です。
ビューのメタデータとグリッド データを取得するには以下を実行します。
- ビューにあるディメンションのメタデータの取得 呼び出しを使用してビューのメタデータを取得します。
レスポンスにはディメンションの名前だけでなく、行と列のディメンション数も含まれています。 この手順では、出力ヘッダーがメタデータのレスポンスの順序に従うことを前提にしています。 - ビューのセル データの取得 呼び出しを使用してグリッド ビューのデータを取得します。
- グリッド ビュー出力の最初の行を解析してリストとして格納します。
ビューでページにディメンションがない場合、リストは空になり、変換でも不要になります。
例
以下のモジュール ビューで、グリッド CSV (カンマ区切り値) 出力を TSC (Caligari TrueSpace Configuration) 形式に変更します。
モジュール グリッド ビュー
変換後の出力形式
Line Item,Products,Organization,Period,Value
Units Sold,Apples,UK,2014-01,10
Units Sold,Apples,France,2014-01,20
Units Sold,Apples,Germany,2014-01,30
Produced,Apples,UK,2014-01,100
Produced,Apples,France,2014-01,200
Produced,Apples,Germany,2014-01,300
ビューのメタデータの取得
TSC 形式の最初の行を作成するには、ディメンションの名前が含まれているビューのメタデータを取得します。 行と列のディメンションの数など、その他の有用な情報も取得できます。
この例では、出力ヘッダーがメタデータ レスポンス内の順序に従っていると仮定できます。pages
ディメンションが最初で、その後に columns
のディメンションと rows
のディメンションが続き、最後が Value
です。
グリッド ビュー データの取得
API を使用してビューのセル データを取得します。
Jan 14 ,Apples
,UK ,France,Germany,Total Company
Units Sold,10 ,20 ,30 ,60
Produced ,100 ,200 ,300 ,600
読みやすいようにこのレスポンス例では空白が追加されています。
ページ アイテムの抽出
ページ アイテムを抽出するために、グリッド出力の最初の行を解析して PageItems というリストとして格納します。
PageItems = [Jan14; Apples]