連結の [Manage Ownership] では、管理者が連結階層内のエンティティの所有の詳細を設定および変更するためのガイドを提供します。これには、正確な財務報告とコンプライアンスを確実に行えるように、シナリオごとに連結手法や所有比率を構成することが含まれます。

エンティティ階層が作成されると、管理者は [Manage Ownership] フォームを使用して、連結レベルに基づいて各エンティティの連結方法および所有比率を設定することができます。 

所有の詳細は、シナリオごとに設定できます。つまり、シナリオ ディメンションのメンバーごとに、異なる連結方法と比率を設定できます。

[Maintain] モジュールに移動します。[Ownership] カード下の [Manage Ownership] リンクを選択します。

エンティティ又は複数のエンティティの所有を変更するには、エンティティの階層構造内のメンバーをダブルクリックし、画面の右側で変更を行ってください。 

パラメーター説明
Entityこのフィールドを使用して、連結が必要なリーフ エンティティを選択します。エンティティ階層の連結レベルや経時的な所有の変化に応じて、リーフ エンティティは複数回繰り返し使用されることがあります。
Groupリーフ エンティティが連結される親のメンバーまたはグループを定義します。エンティティ階層内の各親エンティティには、最下位の親から最上位の親まで、所有テーブルにレコードが必要です。
Method

各エンティティの連結方法を選択するために使用されます。連結方法は所有比率を基に自動的に選ばれるわけではありません。連結方法は多くの場合、所有比率ではなく支配力 (コントロール) によって決定されます。Anaplan Financial Consolidation には、以下のようないくつかの連結方法が事前に構成されています。

  • Holding: エンティティの 100% を連結し、持株会社に使用されます。持株会社の資本勘定は、グループ又は少数株主勘定には配分されません。これが Global 100% と Holding 100% の最大の違いです。
  • Global: 100% 保有または 100% 未満保有の子会社に使用 されます。 
    • 所有比率が 100% 未満の場合: 非支配株主持分の計算が適用されます。 
    • 所有比率が 100% の場合: 資本額の 100% をグループ勘定に配分することになります。

      グループ勘定への配分は、欧州の連結でのみ行われます。
  • Equity: 持分法で連結する必要がある子会社に使用されます。
  • Proportionate: 投資家の持株割合に応じて、投資先の資産と負債を投資家の貸借対照表の各該当項目に記帳し、投資先の事業の業績を損益計算書の各該当項目に表示します。

[Consolidation Rules] フォームを使用して、その他の連結方法を作成することもできます。ほとんどのお客様は、標準で事前構成されたルールを使用し、自社の勘定科目表に合わせて調整するだけで済んでいます。 

Start Date

連結方法/割合の開始日を定義します。 

Anaplan Financial Consolidation は期間ベースの計算に対応しています。これは [Manage Ownership] フォームも該当します。

所有比率や連結方法が時と共に変わる場合、管理者は該当する開始日と終了日、及び対応する所有比率と連結方法を含めた仕訳をテーブルに追加する必要があります。 

連結プロセスの実行時には、所有テーブルにある開始日と終了日を参照し、連結対象期間及びシナリオに使用すべき連結方法と所有比率を特定します。

End Date連結方法/割合の終了日を定義します。
Ownership Percentageこのフィールドを使用して、エンティティの所有比率を入力します。この比率は連結されるレベルに基づいて決まるため、上のレベルが連結されるに従い比率が変わる可能性があります。
Control Percentageこのフィールドは、標準の事前構成済みの計算では使用されません。将来、又は、お客様が独自の連結ルールを作成する場合に、使用される可能性があります。
Minority Percentageこのフィールドは、標準の事前構成済みの計算では使用されません。将来、又は、お客様が独自の連結ルールを作成する場合に、使用される可能性があります。
Initialize Ownership

このボタンは、以下のパラメーターにエンティティ メンバーを事前に入力するために使用されます。

  • Consolidation: Global
  • Ownership Percentage: 100%

システムの初期設定時に、すべてのエンティティに対して最もよく使用される方法と比率を設定する際に便利です。この機能は新しいエンティティに対して再利用でき、その場合、既存のエンティティの設定は変更されません。

組織構造は視覚化できます。