Enhanced Journal モジュールは、定期仕訳入力の自動化と、自動生成された行のインテリジェントな管理を行うことで、ワークフローが効率化されて時間の節約が実現できます。さらに、好みのクエリ パラメーターを保持し、複数の仕訳構成にわたって各 JE に一意の仕訳入力 ID を割り当てることで、日常的な管理および監査の容易性が向上します。

この表は、Enhanced Journal モジュールに含まれる主要な機能と技術的な改善点を概説したものです。

機能説明
JE クエリ フィルターで保持されるパラメーターJE クエリ フィルターでは、実行パラメーターの最後のセットが保持されます。
再設計された仕訳と自動生成された行

モデル レベルで生成されていたレガシー バージョンとは異なり、現在これらの行は、仕訳入力の詳細の一部となっています。複数の仕訳構成にわたる各仕訳入力に対して、仕訳入力 ID が割り当てられています。自動生成された行は、仕訳入力構成に従ってディメンション順に並べ替えられて表示されます。ヘッダーの値によって、自動生成された行がフィルタリングされます。 

自動生成された行には以下が含まれます。

  • 自動生成される行の例としては、P&L 勘定からの当年純利益や、貸借対照表勘定の変動からの期末残高などが挙げられます。これらの行は仕訳が保存される際に生成または更新されます。
  • 期末残高を含む貸借対照表勘定の差額移動。
  • 貸借対照表勘定のその他の移動に係る期末移動。
  • 連結会社間および [Other] タイプ ディメンションについて、未割り当て差異計算を実行します。 
自動生成された行の管理

[Details] ツールバーで自動生成された行の非表示/表示アイコンを選択すると、ユーザーは自動生成された行の表示/非表示を切り替えることができます。 

  • アイコンのデフォルトの動作は、True に設定されている DisplayJEAuto-generatedLines グローバル変数によって制御されます。 
  • これらの行は編集不可となっており、複製やコピーもできません。またロック アイコンが付いています。 
  • 仕訳入力を保存すると、これらの行が自動的に更新されます。
定期仕訳の自動転記   
  • 定期仕分入力は、システム レベルの設定に基づいて自動的に転記できます。 
  • この機能は定期仕訳入力に使用できます。グローバル変数 AutoJEPostOnCopyTrue に設定することで、定期仕訳入力のコピー プロセスの実行時に定期仕訳入力を自動転記できます。デフォルト値は False に設定されています。False に設定されていると、ターゲット期間内に作成された新しい定期仕訳入力は、定期仕訳入力のコピー プロセスの実行後、保存済み状態になります。
自動生成された行を使用した残高チェック

残高チェックは、 

詳細パネルの右上にあります。自動生成された行から、借方残高と貸方残高が除外されます。

仕訳のコピー、エクスポート、インポート       
  • 仕訳をコピーすると、自動生成された行もコピーされますが、ロックされた状態のままとなります。 
  • 仕訳入力をエクスポートする際、自動生成された行は、自動生成された行の非表示/表示アイコンに基づいて含まれるか除外されるかが決まります。 
  • エクスポートされたファイルには [Autogen] という列があり、システムによって生成された行は [Y] に、通常の行は [N] に設定されています。
  • インポート中、システムはファイル内で自動生成としてフラグ付けされている行を無視し、手動で入力されたデータに基づいて新しい行を作成します。
長期にわたり維持される一意の仕分入力 (JE) ID各仕訳には、複数の仕訳構成にわたって一意の仕訳入力 ID が割り当てられます。この機能によってトレーサビリティが向上し、監査プロセスが簡素化されます。

お使いの環境で Enhanced Journal モジュールを有効にするには、Anaplan サポート に連絡し、必要なテナント レベルのフラグを有効化してください。