ビジネス ルールはダイアログから追加することも、ビジネス ルール シートに直接入力することもできます。
メインの入力領域は 51 行目から始まります。五つの列があります。これらの列は挿入ダイアログを使用する際に自動的に入力されますが、手動で入力することもできます。

シートの上部の領域には使用できるすべてのタイプが一覧表示され、各列に入力する必要がある内容がわかります。
親メンバーに適用されたルールは、子が別のルールで明示的に定義されていない限り、その子に自動的に適用されます。

ワイルドカード
ルールをすべてに適用するには、[Database] 列か [Cube] 列でワイルドカード * を使用します。ワイルドカードを使用してメンバー名の一部を照合できます (Profit* や *Expenses など)。
入力が必要な記号
キューブに値を入力する方法を指定するために、ビジネス ルール シートに追加できるルールがあります。
たとえば、「Adventure Works Finance」キューブでは、すべての経費勘定がプラスの値として入力されています。ある月にこれらの勘定の一つに返金が追加された場合、その勘定の値がマイナスになる可能性があります。すると、プラスの値とマイナスの値がある勘定構造になります。そのため、ビジネス ルール シートで、経費には通常はプラス記号を付けるよう指定する必要があります。マイナス記号が付いた経費が見つかった場合は、それを合計に対する増加分とみなす必要があります。
これらは [Type] 列に ExpectedExpenseSign、ExpectedRevenueSign とともに入力します。[For] 列を空白のままにし、[Match] 列には「+」か「-」を入力する必要があります。

ビジネス ルールの再利用
複数のワークブックで同じルールを再利用する必要がある場合は、ビジネス ルール シートを含むワークブックを保存します。その他のワークブックでは、[Import Business Rules] メニュー アイテムを使用して保存済みワークブックを選択できます。