2024 年 8 月に導入された Anaplan の新しい機能と機能強化について説明します。
ユーザー エクスペリエンス
- 条件付き書式によるフォントの色:ページビルダーが条件付き書式のスタイルとしてフォントを選択できるようになりました。グリッド、テーブル、テーブル上の差異列でこの機能を使用できます。条件付き書式の使用方法の詳細については、「条件付き書式の構成」と「テーブル カードへの差異列の追加」を参照してください。
- リッチ テキスト形式:グリッドとフィールド カードの編集可能なテキストにリッチ テキスト形式を適用できるようになりました。リッチ テキスト形式には、太字、斜体、下線、取り消し線、テキストの配置、箇条書き、番号付きリストなどがあります。リッチ テキスト形式の使用方法の詳細については、「グリッド カードの操作」と「フィールド カードの構成」を参照してください。
- ライン アイテムに基づく条件付きページ ナビゲーション:条件付きナビゲーション ボタンでは、リスト形式のプロパティを使用してリンク先ページを定義することが常にサポートされていますが、モデル構築のベスト プラクティスでは、ライン アイテムを使用することが推奨されています。リスト形式のプロパティ又はライン アイテムのいずれかを使用するよう、UX の条件付きナビゲーション アクション ボタンを変更しました。これにより、モデル構築のベスト プラクティスに従いながら、柔軟に選択できるようになります。
Workflow
- ライン アイテムによる意思決定ステップ:接続されているライン アイテムに基づいて意思決定と小b人をユーザーに割り当てるよう構成できるようになりました。これにより、プロセスの各段階で承認者となるべき人をモデル ロジックで決定できるようになります。このロジックはすべて、他のビジネス ロジックやルールとともにモデル内に保持されます。
- スキップ可能な意思定と承認:承認者の定義に使用されるライン アイテムが空白の場合は、意思決定と承認を必要に応じてスキップすることもできます。これにより、プロセス内の承認ステップを処理する際の柔軟性がさらに高まります。
- モデル ロールによる意思決定ステップ:ライン アイテムごとに意思決定と承認を割り当てるのと同様に、この機能により、ビルダーは指定されたモデル ロールを持つすべてのユーザーに承認権を付与できる柔軟性が得られます。ステップを承認した最初のユーザーが承認者として記録されますが、承認が必要となった時点で、そのロールを持つ全員が通知を受け取ります。
管理でのユーザーの管理
テナント管理者は、モデルのユーザー管理タブからユーザーの割り当てを無効にし、ユーザー管理者のみがテナントでユーザーを作成することを許可できるようになりました。ワークスペース管理者は、モデル内のボタンを使用したり、インポートを実行したりして、ユーザーを追加または削除することはできません。ただし、インポートを実行してユーザー属性を更新することはできます。この機能はデフォルトでは無効になっているため、テナントで有効にする必要があります。この機能の使用方法については「管理コンソールのみでのユーザーの管理」を参照してください。