<、>、<=、>=、=、<> の各演算子で形式が数値、日付、時間軸、テキストのアイテムを比較できます (= 演算子と <> 演算子ではブール形式のアイテムも比較できます)。比較するデータ タイプによって各演算子の動作は異なります。

比較演算子を使用して数値アイテムを比較する場合、正の無限大により近い数値の方が大きいとみなされます。たとえば、1 は -1,000,000,000 より大きいとみなされます。

比較演算子を使用して日付形式、又は時間軸形式の値を比較する場合、後の日付の方が大きいとみなされます。

データ タイプが異なるため、日付形式の値と時間軸形式の値を比較することはできません。比較する必要がある場合は、データ タイプを変換します。

テキスト形式のアイテムを比較する場合は辞書式順序が適用されます。そのため、比較演算子でテキスト形式の値を比較する場合、文字数が少ない文字列の方が大きいとみなされます。

二つの文字列の文字数が同じが場合、演算子が二つの文字列を左から右の順に比較し、異なる文字が最初に現れた位置において、どちらの文字列により大きな値があるかを決定します。比較対象文字列間で異なる文字が最初に現れた位置において、以下の文字タイプと条件がこの並び順で適用されて、テキスト文字列のより大きな値が決定されます。

  1. 英語以外の言語で使用される特殊文字
  2. 大文字小文字 (小文字より大文字の方が大きい値とみなされる)
  3. アルファベット順 (a ~ z)
  4. 句読点などの特殊文字
  5. 番号順 (0 が一番大きい値で 9 が一番小さい値とみなされる)