モデルに関する追加データを含むモジュールを追加することで、Anaplan XL で Anaplan モデルを簡単に参照できるようになります。
これを行うにはいくつかの手順がありますが、実行するのは簡単です。
モジュール情報のエクスポート
- Anaplan 環境を開きます。
- [Modules] 画面で [Export] ボタンを選択します。
- エクスポート タイプが CSV に設定されていることを確認し、[Run Export] を選択します。
モジュール リストの作成
- [General Lists] 画面で [Insert] を選択します。
- 「XL3ModuleNames」というリストを追加します。
- 新しいリストを選択し、開いてデータを追加します。
- [Import] ボタンを選択します。
- 前の手順でエクスポートした Modules.csv ファイルを選択します。
- デフォルトの [File Options] はそのままで構いません。[Next] を選択します。
- ソース列を [Column 1] に設定し、[Run Import] を選択します。
データ用の新しいモジュールの作成
- [Modules] 画面に戻って [Insert Module] を選択します。
- 「XL3ModuleInfo」という新しいモジュールを作成します。「Time/Version/Other」ディメンションを削除し、先ほど作成した「XL3ModuleNames」アイテムを追加する必要があります。
- 新しく作成されたモジュールを開き、ブループリント ビューに切り替えます。次に「+」ボタンを選択してライン アイテムを追加します。
- 次のライン アイテムを追加します。
- Functional Area (機能領域)
- Applies To (適用先)
- Time Scale (タイム スケール)
- Time Range (時間範囲)
- Versions (バージョン)
- Referenced by (参照元)
- Line Items (ライン アイテム)
- 各ライン アイテムの形式を数値からテキストに変更します。
- データ型の変更に関する警告が表示された場合は、問題ないことを確認してください。
すべてのアイテムをテキストに設定する必要があります。
モデル データのインポート
- ブループリント モードから通常モードに切り替えて、[Data] → [Import] を選択します。
- 先ほどアップロードした既存の Modules.csv ファイルを選択します。既存のファイルのリストに表示されるようになります。
- マッピングを次のように更新します。
- Column 1 → XL3ModuleNames
- (列ヘッダー) → XL3ModuleInfo ライン アイテム
- [Run Import] を選択します。
ライン アイテムが見つからないという警告メッセージが表示されます。これは想定通りであり、関連データがインポートされます。モジュールにはモジュール構造に関するデータが含まれており、Anaplan XL で読み取ることができます。
モデル構造に変更がある場合は、Modules.csv ファイルを再度エクスポートし、モデル データのインポート手順を繰り返すことができます。たとえば、モジュール構成に機能領域を追加すると、再インポート後に更新されたデータが表示されます。