Excel アドインのシリーズ 4 で、Anaplan モジュールか保存済みビューのデータを Excel で操作するには接続を作成します。

接続を作成するには、アドインにサインインしている必要があります。

接続の各ワークシートに 500 万個までセルを含めることができます。32 ビット版の Excel を使用している場合、セルが 100 万個以上ある接続を作成すると Excel によってメモリ不足になる場合があります。64 ビット版の Excel であれば、安心して Excel アドインをご使用いただけます。

注記: Excel で接続を使用する際はヘッダー セルをマージしないでください。接続をリフレッシュしてもセルが更新されない場合があります。 

読み取り専用接続では Excel で Anaplan のデータを表示できますが、データを Anaplan に書き戻すことはできません。Excel から Anaplan にデータを書き戻す場合は読み取り/書き込み接続を使用します。 

マルチシート接続では、接続のページ ディメンションの組み合わせごとにワークシートが個別に作成されます。マルチシート接続に含めることができるワークシート数は 20 個までです。

マルチシート接続を同期して、Anaplan でページ ディメンションからアイテムを追加または削除する際に新しいワークシートが確実に生成されるようにします。

接続を作成するには以下を実行します。

  1. Excel ワークシートで開始セルを選択します。
  2. Anaplan リボンで [New] を選択してから、[New Read-Only Connection] か [New Read/Write Connection] を選択します。
    [New Connection] ダイアログが表示されます。ダイアログの右上に開始セルの番号が表示されます。接続はここから開始され、接続をリフレッシュしてもこれ以外のセルには影響がありません。
  3. [New Connection] ダイアログで、ドロップダウンを使用してモジュール又は保存済みビューを選択し、以下に対する接続を作成します。
    1. 顧客を選択します。
    2. ワークスペースを選択します。
    3. モデルを選択します。
      検索フィールドを使用してリストを絞り込むことができます。 
    4. モジュール又はビューを選択します。
      検索フィールドを使用してリストを絞り込むことができます。モデル、モジュール、又はワークスペースが表示されない場合は、適切な権限設定があるかどうかをワークスペース管理者に確認してください。 
[New Connection] ダイアログを使って Anaplan モジュールか保存済みビューに接続します。
  1. [Next] を選択します。
  2. 読み取り/書き込み接続の場合は、[Pivot and Filter] でディメンションの順序変更とフィルタリングを実行できます。
    読み取り専用接続の [Preview] ダイアログが表示されます。ディメンションの配置はここでプレビューできます。
  3. 読み取り/書き込み接続の場合は以下を実行できます。
    • [Multi-Sheet Connection] をオンに切り替えて、接続のページ ディメンションの組み合わせごとにワークシートを個別に作成します。
      [Multi-Sheet Connection] をオンに切り替えると [Sync Sheets] スイッチが表示されます。
    • [Sync Sheets] をオンに切り替えて、マルチシート接続の各ワークシートを Anaplan の最新データと同期します。
  4. [Finish] を選択します。
    必要に応じて、[Copy workbook] を選択してワークブックをコピーします。
    [Creating connection] ダイアログが表示され、Anaplan のデータが Excel にダウンロードされます。

注記: 接続名はいつでも変更することができます。接続を作成すると、その接続には一意の名前がつけられます。