Anaplan は現在の一般的なネットワーク接続スピードを使用して実行するように設計されています。ネットワーク接続への負荷の観点から言うと、YouTube のホームページを開く場合と Anaplan を使用する場合の負荷は同等です。
Anaplan では、自社で再現したお客様環境でネットワーク負荷のパフォーマンス テストを定期的に実施しています。また、Anaplan の操作性を最適化するために信頼性とスケーラビリティの改善に継続的に取り組んでいます。
推奨される接続帯域幅
一つのネットワーク接続で複数の Anaplan ユーザーを実行する場合は、ユーザーごとに 0.4 Mbps を確保することをおすすめします。たとえば、一人のユーザーが Anaplan を起動してから、データが大量にあるダッシュボードを開くと、接続への負荷は平均で 0.4 Mbps になります。
パフォーマンスの問題を起こすことなく、ユーザーあたり約 0.2 Mbps まで速度を落とせるようにしておく必要があります。
サポート Cookie を保存し、キャッシュに画像を保存するようにブラウザーのプライバシーとセキュリティの設定を行うことをおすすめします。
約 6 Mbs で実行される 3G モバイル ブロードバンド接続では、複数の同時利用 Anaplan ユーザーに対応できます。
ガイドライン
パフォーマンスへの影響を回避するためのガイドラインは以下のとおりです。
- インポートやエクスポートなど、大量のデータの転送を伴う Anaplan の操作は通常業務時間外に実行します。Anaplan Connect を使用することで、こうした操作が業務時間後に実行されるようにスケジュールを設定できます。
- セルへの手動による入力の繰り返しなど、大量のデータを入力する操作をエンド ユーザーが行う場合は帯域幅を上げる必要があります。
注記: Anaplan へのリクエストがタイムアウトするまでの時間が 30 分以上になるようにネットワークを構成します。
ネットワーク エラーへの対応
ネットワーク エラーが発生した場合の対応は以下のとおりです。
- 現在無線ネットワークで Anaplan を実行している場合は有線に切り替えます。
- 現在位置のネットワークをシステム管理者に確認してもらいます。
- http://freeola.com/line-test/ などでパケット損失テストを実施します。
さらにサポートが必要な場合は Anaplan サポート までお問い合わせください。