Workflow テンプレートを使用すると、一連のタスクを組み合わせて Anaplan Data Orchestrator アクションを実行できます。ワークフロー テンプレートを設定した直後にタスクを実行することも、スケジュールに沿ってタスクを実行することもできます。

Workflow を使用するには、プロセス オーナー ロールが割り当てられている必要があります。テナント管理者は [Administration] でプロセス オーナー ロールを割り当てることができます。

注記:Workflow は権限が必要なサービスであるため、この機能へのアクセスをオプトインする必要があります。Workflow への権限がない場合は、テンプレートに次のワークフロー ステップのみを含めることができます:マシン タスク通知ステップData Orchestrator

Data Orchestrator で Workflow を設定するには、Data Orchestrator アクションを実行するワークフロー テンプレートを作成します。 

ワークフロー テンプレートを使用して、以下の Data Orchestrator アクションを実行できます。

  • 抽出アクション:接続から Data Orchestrator にデータを抽出するにはこのアクションを使用します。このアクションを実行するには、Data Orchestrator でデータ抽出を作成します。
  • リンク アクション:Data Orchestrator から Anaplan モデルにデータをプッシュするにはこのアクションを使用します。このアクションを実行するには、データをモデルにプッシュするリンクを Data Orchestrator で作成します。

Data Orchestrator の抽出およびリンク アクションを実行するワークフロー テンプレートを作成できます。

ワークフロー テンプレートを作成する手順は以下のとおりです。

  1. 左上のナビゲーション メニューから [Workflow] を選択します。
  2. 左側のパネルから [Workflows] → [Templates] を選択します。
  3. [Create] → [Template] を選択します。
  4. 名前説明を入力し、[Create template] を選択します。
  5. 抽出アクションをワークフロー テンプレートに追加します。
    1. 右側のパネルからワークフロー ステップとして [Data Orchestrator ] を選択します。
    2. [Task details] でタイトル説明を入力します。
    3. [Select action] で以下を選択します。
      • アクション タイプ:抽出
      • アクション:Data Orchestrator 抽出を選択します。
  6. リンク アクションをワークフロー テンプレートに追加します。
    1. [ON SUCCESS] で、プラス アイコン を選択してリンク アクションを追加します。
    2. 右側のパネルからワークフロー ステップとして [Data Orchestrator ] を選択します。
    3. [Task details] でタイトル説明を入力します。
    4. [Select action] で以下を選択します。
      • アクション タイプ:リンク
      • アクション:Data Orchestrator リンクを選択します。
  7. 失敗を処理するワークフロー ステップを追加するか、失敗を無視するようにワークフローに指示します。
    • 失敗を処理するワークフロー ステップを追加するには、[ON FAILURE] の下にあるプラス アイコン を選択し、ワークフロー ステップを選択します。
    • ワークフローに失敗を無視するように指示するには、[Continue workflow on failure] スイッチをオンにします。
  8. [公開] を選択します。

Workflow テンプレートを作成したら、ワークフローをすぐに開始することも、ワークフローの開始時刻をスケジュールすることもできます。

ワークフローを開始する手順は以下のとおりです。

  1. 左側のパネルから [Workflow] → [Template] を選択します。
  2. 作成したテンプレートを選択します。
  3. 右側のパネルから [Start workflow] を選択します。
  4. [Start workflow] ダイアログでワークフローの詳細を入力し、[Next] を選択します。
    • 選択したテンプレートが [Start template] フィールドに表示されていることを確認します。
    • ワークフロー名を入力します。
    • ワークフローの説明を入力します。
    • ワークフローをいつ開始するかを選択します。
      • Start immediately (即座に開始):このオプションを選択した場合は、次のページで [Start workflow] を選択します。
      • Start on a certain data, or repeat on a schedule (特定の日付に開始するか、スケジュールに従って繰り返し):このオプションを選択した場合は、次のページでワークフローを開始する日時を選択し、[Start workflow] を選択します。