Anaplan XL Web レポートを開き、必要に応じてウェブ パラメーターを設定するリンクを作成します。
ウィザードを使用して式を挿入するには、[Insert Formula] > [XL3WebReportLink] メニューかリボン アイテムを使用します。
構文
XL3WebReportLink( Report, [Link Text], [Link Type], [Param1], [Value1],…, [Param13], [Value13] )
名前と値のペアは 30 個まで作成できます。
パラメーター
パラメーター | 説明 |
Report | レポートの相対パスを示すテキスト。 |
Link Text | セルに表示されるジャンプ テキストまたは数値。Link Text を省略すると、セルには完全なウェブ アドレスがテキストとして表示されます。 |
Link Type | リンクのタイプ。Anaplan XL Web Edition からのみ使用されます。
|
Param1,…, ParamN | リンクをたどったときに次の値が配置されるウェブ パラメーターの名前。 |
Value,…, ValueN | 対応するウェブ パラメーターに渡される値。 |
例
以下のように三つの XL3WebReportLink ステートメントを含む Anaplan XL ワークブックを作成します。

各リンクには対応する XL3WebReportLink があります。
Test111
=XL3WebReportLink("test111.xml", "test111", 1, "closecopies", "true")
Web1
=XL3WebReportLink("web1.xml", "Web1", 0, "text", $G$2, "closecopies", "true")
Test2
=XL3WebReportLink("test2.xml","test2",1)
このワークブックを公開し、Web Edition で開きます。
リンクを選択するとレポートが開きます。
特別なパラメーター名
予約名を持つパラメーターを使用してワークブックを構成できます。[Web parameters] 画面を使用してこれらを追加するのではなく、式で指定します。
XL3WebReportLink(…[Standard parameters]…, [SpecialParameterName], [Value] )
パラメーター | 説明 |
XL3SlicerPaneVisible | ワークブック スライサー ペインの表示を true か false に設定します。 |
XL3ActiveWorksheetName | レポート リンクを開いたときに表示されるワークシート。 |
XL3ActiveCellAddress | スクロール先のセル。 |
CloseCopies | true に設定すると、後続のレポートを実行するためのリンクを選択した際に、前のレポートが閉じられていることがわかります。これにより、ユーザーが多数のウィンドウを開いてすべてを手動で閉じる必要がなくなります。 |
XL3ReportType | 指定すると、レポートはブラウザーに表示されるのではなくダウンロードされます。
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XL3Tooltip | 関連付けられた値はツールチップとして使用されます。 |
相対パス
相対パスは構文 "./Book2.xml"
を使用して使用できます。これにより、XL3WebReportLink を含むレポートと同じフォルダーからレポート Book2 が読み込まれます。