MDX 式ウィザードを使用して、Anaplan XL Reporting でカスタム計算を作成できます。

[Custom calculations] フォームのワンド ツールバーを使用してウィザードにアクセスします。または、メジャー メンバー セレクターでメジャーを右クリックするか、[Calculated Value] ドロップダウンを使用します。

次のようにさまざまな時間計算を使用できます。

時間計算オプション
Totals to Date
  • 年初来 (YTD)
  • 四半期の初めから現在まで (QTD)
  • 月初から現在まで (MTD)
Running totals
  • 平均、合計、現在までの合計。
  • レポートの累計は特定のレポートのコンテキストでしか使用できないため、メンバー セレクターからアクセスする必要があります。
Opening and closing values最初/最後の空白でない値の検索を含めます。
Comparisons to previous periods実績と差異。

正しく定義された年/四半期/月レベルでキューブが構成されている場合、Anaplan XL ではこれらの計算の多くに対して正しいレベルを見つけることができます。そうでない場合は、前年度の計算の年レベルなど、適切なレベルを選択するように求められます。

キューブの別のスライスの現在のメジャーが表示されます。

たとえば、新しいメジャーで、全体の合計ではなく、「Red」製品の売上のみが表示されるように指定できます。

現在の値をパーセンテージで表示するか、より高いレベルの値を表示します。

たとえば、国レベルで「Geography」を選択すると、各州または都市が国全体の価値にどの程度貢献しているかを確認できます。

他の値と比較した現在の行のランクが表示されます。

以下と比較してランク付けできます。

  • Axis:グリッド内の他の行と比較してランク付けされます。
  • Level:同じレベルの他のメンバーと比較してランク付けされます。
  • Siblings:同じ親を持つ他のメンバーと比較してランク付けされます。

たとえば、実績値の代わりに売上ランキングを設定できます。列には値とランクの両方を選択できます。 

表形式のデータ ソースに接続している場合は DAX 計算タブを利用できます。