Anaplan Data Orchestrator はパッケージとして提供されます。テナントの合計割当量は、テナントに権限があるパッケージ数に応じて決まります。

各 Data Orchestrator パッケージには以下のアイテムが含まれており、パッケージの数に応じて増減します。

  • ストレージ:
    • ソフト制限:25 GB の管理対象データ
    • ハード制限:50 GB の管理対象データ
  • データセット:
    • ソフト制限:データセット 250 個
    • ハード制限:データセット 500 個
  • 24 時間のローリング期間内でのモデル リンク:
    • ソフト制限:モデル リンク 500 件
    • ハード制限:モデル リンク 1,000 件
  • 24 時間のローリング期間内でのデータ抽出同期:
    • ソフト制限:データ同期 200 件
    • ハード制限:データ同期 500 件

追加のパッケージは、必要な数だけ購入できます。

注記:同時実行プロセスの最大数は 5 です。これはパッケージ数に応じて拡張されません。

Data Orchestrator の総エンタイトルメントには、使用されたギガバイト、使用されたデータ同期、1 日に使用されたリンク数、1 日に使用されたデータ抽出件数の割当量が含まれます。統合管理者は、Data Orchestrator の [Overview] ページ の [Tenant Allowance] セクションから、テナントの割当量の使用状況を確認できます。

使用されたギガバイトの割当量は、Data Orchestrator 内のソース データセットに保存されたデータによって測定されます。このデータは以下のいずれかの方法で取得されています。

  • CSV ファイルからのアップロード
  • コネクターを介した外部アプリケーションからの読み込み、又は Anaplan モデルからのインポート 

変換ビューの結果である派生データセットは、ギガバイトの割当量にカウントされません。

使用されたデータセットの割当量は、以下のいずれかの方法で取得されたソース データ内のソース データセットの数によって測定されます。 

  • CSV ファイルからのアップロード
  • コネクターを介した外部アプリケーションからの読み込み
  • Anaplan モデルからのインポート 

変換ビューの結果である派生データセットは、データセットの割当量にカウントされません。

モデル リンクの割当量は、24 時間内に実行されたモデル リンクの数で測定されます。リンクが完了できなかった場合は、リンクの割当量にカウントされません。

パッケージあたりのモデル リンク割当量は以下のとおりです。

  • ソフト制限:モデル リンク 500 件
  • ハード制限:モデル リンク 1,000 件

データ抽出同期の割当量は、24 時間内に実行されたデータ抽出の件数で測定 されます。データ抽出が完了できなかった場合は、データ抽出の割当量にカウントされません。

パッケージあたりのデータ抽出同期割当量は以下のとおりです。

  • ソフト制限:データ同期 200 件
  • ハード制限:データ同期 500 件

テナントが割当量の上限に近付くと、警告が表示されます。割当量がソフト制限を超えると、テナント管理者にメールが送られます。

テナントがハード制限に達すると、その割当量の対象となる作業を実行することはできなくなります。たとえば、テナントのデータセットの割当量が 500 で、1,000 を追加した場合、既存のソース データセットを削除するか、追加のパッケージのエンタイトルメントを追加するまで、新たにデータセットを追加することはできません。

テナントが割当量を超過することが常態化している場合は、アカウント チームに割当量の増加をご依頼ください。