オフライン キューブを使用すると、キューブのスナップショットをローカルに保存し、データベース サーバーに接続していないときでもアクセスできます。保存されるディメンション、メンバー、メジャーを削減してスペースを節約できます。
この機能へのアクセスは、データ アクセスを制御するライセンス キーによって有効になります。詳細についてはサポートにお問い合わせください。
オフラインへの切り替え
キューブ接続を右クリックすると、オフラインに切り替えるオプションが表示されます。[Go Offline] を選択するとオフライン設定画面が開きます。ここで、オフラインで使用できるようにするメジャーとディメンションを選択します。ワークブック内で使用されるオブジェクトは事前に選択されており、必要に応じてアイテムをさらに追加できます。データを保存するファイルも選択する必要があります。
オフライン ファイルのサイズを小さくして、生成にかかる時間を短くするには、メンバー セレクターを使用してダウンロードするデータを制限します。これには、各ディメンションの横にあるボタンを使用してアクセスします。

接続の更新
接続画面でオフラインになっているキューブ接続を右クリックすると、オンラインに戻ることを選択できます。これにより、接続が元のサーバーとデータベースを参照するように変更されます。たとえば、サーバー上で夜間のキューブ プロセスを実行した後に最新のデータを取得するなど、オフライン データをリフレッシュすることもできます。
オフラインで保存されているディメンションとメジャーを変更する場合は、オンラインにしてからオフラインに戻すことができます。オフラインに戻る前に、オフライン ファイルの設定を更新できます。
ウェブへの公開
オフライン接続のレポートがウェブに公開されると、公開されたレポート内の接続はオンラインに戻ります。Anaplan XL Web レポートをオフライン モードで使用することはできません。
制限
- オフライン キューブは Multidimensional Analysis Services 接続でのみ使用できます。
- Distinct Count メジャーはサポートされていません。
- バイナリ データを含むディメンションはサポートされていません。
- すべての MDX 計算がオフライン キューブ内で作成されます。インポートされていないメジャーを参照する計算は、キューブ ファイルの使用時に MDXScript エラーを引き起こす可能性があります。このエラーが発生した場合は、メジャーをオフライン キューブに含める必要があります。