グリッドのプロパティは、ワークブックを開いたときや、グリッドの制御元セル又はスライサーが変更されたときに、グリッドを自動的にリフレッシュするかどうかを決定します。
グリッドをリフレッシュするタイミングは次のとおりです。
- ワークブックを開いたときにグリッドをリフレッシュ
- 制御元セルの変更時にリフレッシュ
- スライサー/リンクの変更時にリフレッシュ
- 無効なメンバーにエラーを表示
- 制御元セルが同期していないときに警告
すべてのグリッドは、いつでも [Refresh] → [Grids & Tables] → [Refresh All] を選択してリフレッシュできます。ここから、個々のグリッドやテーブルをリフレッシュすることもできます。
グリッドのリフレッシュは、[Anaplan XL] メニューから [Refresh Grid] を選択しても可能です。また、グリッドのアクティブ セルが選択されている状態で Ctrl + Shift + R を押すこともできます。
[Refresh] リボン メニューの [Refresh Formulas] オプション又は標準の Excel キー (F9 / Ctrl+Alt+Shift+F9) を使用して力をリフレッシュできます。
式を使用したリフレッシュのトリガー
ワークブックのオブジェクトのリフレッシュに使用できる Anaplan XL 式がいくつかあります。
- XL3RefreshObjects
- XL3RefreshSheetObjects
- XL3RefreshObjectsNamed
いずれも RunRefresh パラメーターが必要です。これは、リフレッシュを実行すべきかどうかを判定する TRUE 又は FALSE が格納されるセルへの参照になります。このセルは、XL3Link を選択することで値を設定できます。たとえば、次のように使用します。
=XL3Link(, "Refresh", 1, XL3Address( A2 ), TRUE )
独立したスライサーで選択が行われた後にグリッドをリフレッシュする場合は、この XL3Link を有効化するようにスライサーを設定できます。