強調したい視覚要素や関連データを表示およびプレゼンテーションするレポートを活用することで、説得力のある考察を役員関係者に提示して意思決定を促進できます。

レポートでは、データを解析して主要なパターンや例外、外れ値を要約できます。地域や製品などの細かい領域に対して分散分析を実行することもできます。  

ツールバーに表示されているコンテキスト セレクターがページのデータのグローバル コンテキストを制御します。ページ ビルダーがコンテキスト セレクターを有効にしている場合は、ビューを変更して関連データを見つけることができます。たとえば、地域や製品グループを変更すると、レポートが自動的に更新されます。ビューを変更すると、レポートのプレゼンテーションかエクスポートを実行した際にコンテキスト セレクターが適用されます。

ページ ビルダーは、カードとグローバル コンテキストの同期を解除することで、カードを特定のコンテキストに固定することもできます。たとえば、すべてのリージョンを表示するようにカードを固定し、グローバル コンテキストを変更しても変化しないようにできます。 

レポートのプレゼンテーションの準備ができたら、Anaplan に接続していることを確認し、プレゼンテーション を選択してレポートのスライドを全画面表示にします。キーボードを使用してスライドを切り替えます。  

プレゼンテーションには現在のグローバル コンテキストが表示されます。プレゼンテーション モードでコンテキストを変更するには、画面右上のコンテキスト セレクターからコンテキストを選択するか、カード内の要素を選択します。  

プレゼンテーションを終了するには Esc キーを押します。

ページ ビルダーが有効にしていれば、レポートを、各スライドのページが含まれた PDF ファイルとしてエクスポートできます。  

最大 300 枚のスライドを含むレポートをエクスポートできますが、サイズが大きいレポートはエクスポートに時間がかかります。エクスポートの時間を短くするには、スライドの数を少なくします。

注記: エクスポートされた PDF に表示される画像は、一般公開されているもののみです。URL の先頭は https:// とし、参照対象の画像タイプは .PNG、.JPG、.JPEG、.GIF のいずれかにする必要があります。

レポートをエクスポートする方法は以下のとおりです。

  1. レポートを開いて [Export to PDF] → [Export] を選択します。
  2. [Export PDF] ダイアログでは以下を選択できます。
    • コンテキスト セレクターのページ セレクター。レポートでコンテキスト セレクターが複数回使用されている場合は、コンテキスト セレクターが一つだけ表示されます。
    • [Slides] で [All] か [Selected] を選択します。[Selected] を選択した場合は、テキスト ボックスにスライド番号を入力します。たとえば以下を指定します。
      •  範囲 (1–5)
      • リスト (8, 11, 14–17) 
  3. [Export PDF] を選択します。

PDF にはエクスポート時点のデータが含まれており、生成後 24 時間利用できます。