Polaris やユーザー エクスペリエンスのアップデートなど、6 月には複数の新たなアップデートをリリースしました。
プランニングとモデリング
- Polaris:Anaplan の高いディメンション性に対応する新たなエンジンの一般提供が開始されました。Polaris は Anaplan の Classic エンジンと併用できるネイティブにスパースなエンジンで、高いディメンション性にも対応しています。詳細については、Anaplan Polaris™ 計算エンジン パンフレットを参照して担当の Anaplan アカウント チームにお問い合わせください。
- UX ページにおけるビューとライン アイテムの使用状況: モデル ビルダーとページ ビルダー両方のロールが付与されているユーザーは、UX ページに公開されているすべてのビューとライン アイテムに加え、公開されているカードのタイプを表示できます。そのため、ビルダーはモデル オブジェクトの使用状況を簡単に把握できます。
- スマート フォーマッティング: 新しいモデリング エクスペリエンスの機能により、複雑な式でも簡単に作成できるようになり、読みやすさも向上します。式エディターでユーザーが入力を開始すると自動的に以下が実行されます。
- 条件付きロジックのインデント
- スペースの調整
- 式の構造に合わせた、貼り付けたロジックの書式設定
スマート フォーマッティングはエディター ツールバーのユーザー設定メニュー (歯車アイコン) からオン/オフを切り替えることができます。
ユーザー エクスペリエンス
- 刷新された VPAT ドキュメント: ソフトウェアを開発する際にはアクセシビリティとインクルージョンを考慮することが重要です。Anaplan では、ニーズがどのようなものであれ、すべてのユーザーが Anaplan で優れたエクスペリエンスを得られるよう取り組んでいます。新しい VPAT ドキュメントにはアクセシビリティに関する Anaplan の責任が詳しく記載されています。また、WCAG 2.x A 及び AA 標準などさまざまなアクセシビリティ フレームワークに照らし合わせて主な UX ユーザー ジャーニーを評価しています。新しい VPAT は公開されており、https://www.anaplan.com/accessibility から閲覧とダウンロードが可能です。
- 詳細な通知 (メッセージ プレビューに対応): 通知には Anaplan 内、モバイル プッシュ、Slack、メールなどのメッセージ プレビューがあります。これにより時間が節約され、Anaplan にログインしていなくてもユーザーは最新情報を確認できます。
- テナント管理者の通知設定: プラットフォームから機密情報が漏えいするのを防ぎたい場合、テナント管理者は自身が担当するテナントの外部向け通知をオフにできます (パスワード リセットなどの必要性が極めて高いものは除く)。
- グリッドの下方向/横方向へのコピーの切り替えスイッチ ページ ビルダーがすべてのグリッドで横方向/下方向へのコピーを無効化できる切り替えスイッチを追加しました。
- モバイルのネストされた行ヘッダー:Anaplan モバイル アプリではネストされた行ヘッダーがサポートされているため、外出先でも全体像を簡単に把握できます。
- ブランチのコピー: ブランチのコピー アクションのサポートを追加したことに加え、エンド ユーザー エクスペリエンスを刷新してかつてないほど操作を簡単かつわかりやすくしたことで、リッチかつインタラクティブなプランニング プロセスをこれまで以上に UX に移動できるようになりました。
7 月のリリースを目標にしている新機能
免責事項: 注意点:リリースが公開されるまで、ここに記載されている情報は変更される可能性があります。この投稿は特定の期間までに機能を提供することを約束するものではなく、製品の機能強化はリリース前に変更される場合があります。
ユーザー エクスペリエンス
- マネジメント レポーティング インサイト パネル ユーザーはレポートの右側のインサイト パネルを利用することで、関連カードのデータを確認したり、コメントや値を入力してレポートを直接更新したりできるようになります。これは現在利用できるワークシートのインサイト パネルと似たようなものになる予定です。
- アプリの目次に対するアップデート: アプリの目次画面に変更を加える予定です。ページ ビルダーはアーカイブ済みモデルに関連付けられているページを表示できるようになります。エンド ユーザーには空のカテゴリーが表示されなくなります。
- アプリ内のページとカテゴリーの順序変更: ページ ビルダーはアプリ内の新しい位置にページとカテゴリーをドラッグ & ドロップできるようになります。これはアプリの全ユーザーに適用されるため、ナビゲーションが容易になります。
- フォームにおける依存関係ドロップダウンのサポート: 依存関係ドロップダウンのサポートの改善により、フォームを使用して新しいリスト アイテムを追加する際のユーザー エクスペリエンスがより直感的になります。
- モデリング エクスペリエンス タブとして UX ページを開いたり編集したりする:モデリング エクスペリエンス内のタブとして UX ページを開いたり編集したりできるようになり、モデルとページの構築が一つのエクスペリエンスに統合されます。モデル ビルダーとページ ビルダーは、モジュールとリストの現在の編集方法と同じように、タブとして UX ページを開けるようになります。
- [All]/[Unread] 通知タブ:通知パネルをフィルタリングして未読通知だけを表示します。
インテリジェンス
- 予測インサイトの自動スケジュール設定: 予測インサイトに新たなスケジューラーが導入されます。最新かつ最も完全なデータで PI アクションが実行されることをユーザーが簡単に確認できるため、手動作業による手間が省かれます。自動化されたデータ リフレッシュ、構成可能なスケジューリング オプション、通知によって、ユーザーは簡単にデータに基づく決定を下すことができます。
プランニングとモデリング
- 削除したモデルの復元: ワークスペース管理者は以前削除したモデルをアーカイブに復元できるようになります。モデルを復元できるのは、元の削除日から 14 日間だけです。
- モデル履歴 ID に復元する際のリビジョンのリンク解除:モデルを履歴のある時点に復元する際、ALM ユーザーがリビジョンのリンクを解除できるようになります。
- 数値ライン アイテムのデフォルトを SUM から None に切り替え:新しい数値ライン アイテムのデフォルトの集計方法が None になります。これまでのデフォルトは SUM でした。
- リストの整理の上限を 100 万から 5,000 万に増加: これまで、リストの整理アクションにはアイテム数が 100 万個までという上限がありました。今後はアイテムの数が 5,000 万個までのリストを
整理できるようになります。 - リスト インデックス API 呼び出しの自動化:アクションのメタデータを取得するための新たな API エンドポイントが追加され、さまざまなトランザクション API 呼び出しをまとめるアプリ/スクリプトの構築がやりやすくなりました。
拡張機能
Anaplan Microsoft 365: Excel でグリッド カードをデータとして挿入する際、ユーザーは Anaplan で設定したパーセンテージ データ形式を保持できます。
予定されている定期メンテナンス:
- 7 月 15 日:プラットフォームは利用不可: 製品の機能強化
- 7 月 29 日:プラットフォームは利用不可: インフラストラクチャのアップデート
ご質問がある場合や最新情報をご覧になりたい場合
- 予定されているダウンロード リリースの最新情報については、status.anaplan.com をご覧ください。
- リリース カレンダーではプラットフォームの定期メンテナンスの予定をすべてご確認いただけます。