Geo-Mapping と Workflow のアップデートなど、新年を迎えてからさまざまな新機能をリリースしました。
1 月にリリースされた機能
Geo-Mapping
郵便コード SKU サービスに三つの新しい郵便境界を追加しました。米国に続いて、以下の郵便境界を提供しています。
- カナダの郵便レベル 3: V8T などの Forward Sortation Area (FSA)
- 英国の郵便レベル 2: Postal District (例: SW12)
- 英国の郵便レベル 3: Post Sector (例: SW12 8)
詳細については、以下のリソースをご覧ください。
サポートされている境界の完全なリスト
境界のダウンロード ファイル
30 分の Geo-Mapping トレーニング コース
マネジメント レポーティング
- スライド レベルのコンテキスト: スライド レベルでレポート スライドのコンテキストを設定できます。こうすることで、カードごとにコンテキストを固定する必要がなくなり、作成時間が節約されるとともにメンテナンスが容易になります。
- 対象のスライドでコンテキストを固定するコンテキスト セレクターを選択します。次に、そのスライドのすべてのカードに設定するディメンションを選択します。
スライド レベル コンテキストの詳細については以下の動画をご覧ください。
詳細については、Anapedia を参照してください。
- レポート ページ設定ダイアログ: 他のすべてのページ タイプと統一を図るために、レポート ページにページ設定ダイアログを追加しました。変更を元に戻すためのオプションはページ設定メニュー ドロップダウンに移動しました。ページ設定ダイアログでは以下を実行できます。
- ページ名の変更
- ページ ソース モデルの追加または変更
- ロールに応じたページへのアクセスの制限
ユーザー エクスペリエンス
- 散布図 / バブル チャートの累乗傾向線: 散布図 / バブル チャートの既存のサポート対象傾向線に累乗傾向線を追加しました。累乗傾向線とは、一定の割合で増加する測定値 (1 秒間隔のレーシング カーの加速など) を比較するデータ セットで使用される曲線です。現在サポートされている傾向線のリストは以下のとおりです。
詳細については、Anapedia を参照してください。- 直線
- 指数
- 多項式
- 対数
- 累乗
- 整理されたカード ツールバー: ボードとワークシートのカードで統一を図るため、カード ツールバーを整理しました。
- すべてのカードで [最大化] をツールバーの右端に移動しました。
- ワークシートの展開されたカードの右側にエクスポートとその他のアクションを移動しました。
- ワークシートのすべてのカードに情報ツールチップを追加しました。
- 削除したアプリ ページの復元:過去 60 日以内に削除されたアプリ ページであれば、次の方法で復元が可能です。
- アプリ コンテンツ ページの [Restore pages] セクションに移動します。
- 復元するページを選択します。
- ページが復元されます。
詳細については、Anapedia を参照してください。
- 通知アクションの受信者上限の緩和:通知アクション ボタンに受信者を追加する際、通知を受信するユーザーを 50 人まで追加できます。これまでは 20 人が上限でした。
- アクション ボタン アイコンの配置:ナビゲーション アクションをリリースして以来、ページに直感的な「次へ」ボタンと「戻る」ボタンを作成しやすくするために、ボタンのアイコンの位置を変更する機能のリクエストを多くいただきました。アイコンを選択する際に配置オプションを使用してこれを実行できるようになりました。
Workflow
- 階層タスクの強制完了:進まなくなった階層タスクのアイテムを強制完了できる追加の権限が Workflow オーナーに付与されました。
- 完了したワークフロー実行のアーカイブ:過去のワークフロー実行をアーカイブすることで (削除されるのではなく非表示になるだけ)、リストとインターフェースが整理された状態を保つことができます。
- 監査の統合:ワークフローとタスクの主要なアクティビティは監査コンポーネントに一元的に記録されるため、ワークフロー ベースのビジネス プロセスの監査とコンプライアンスがさらに容易になります。
- 完全なワークフロー アクティビティ エクスポート:監査コンポーネントでキャプチャされるデータが不十分な場合、ワークフロー実行の一部として発生したすべてのログを CSV 形式でエクスポートできます。すべてにタイムスタンプが付けられ、一意のユーザー ID に紐づけられます。
- テンプレート ビルダーでの呼び方を「タスク」から「ステップ」に変更:将来の機能強化に備えるべく、Workflow テンプレートの構成要素の名前を「タスク」から「ステップ」に変更しました。動作や機能に変更はありませんが、テキスト ラベルのわずかな変化に気付かれるでしょう。
- テンプレートへのタスクのドラッグが可能に:テンプレートの構築をさらに容易にするために、UX ページにカードを追加するときと同様、右側のパネルからテンプレートに直接ステップをドラッグできるようになりました。
- 階層タスクのレベルのスキップ:階層に基づいてトップダウン プロセスかボトムアップ プロセスを構築する際、階層内の一部のレベルについてはタスクで実行したくない場合もあります。たとえば、マネージメント レベルをバイパスしてチーム リーダーをスキップすることで、上級管理職に承認を直接進める場合などです。タスクから除外する階層内のレベルを選択すると、タスクの実行時にそのレベルが自動的にスキップされます。
2 月のリリースを目標にしている新機能
免責事項: 注意点:リリースが公開されるまで、ここに記載されている情報は変更される可能性があります。この投稿は特定の期間までに機能を提供することを約束するものではなく、製品の機能強化はリリース前に変更される場合があります。
ユーザー エクスペリエンス
- ガント チャートの機能強化:関連する時間枠に集中できるよう、ガント チャートの時間軸をよりきめ細かく制御できるようになりました。
- チャートのドリルダウン:チャート データ ポイントに加えてグリッド セルでもドリルダウン (F8) 機能が使用できるようになったため、どのデータ ポイントでも内訳や式を簡単に把握できます。
- 動的な通知アクションによって強化されたコンテキスト処理:受信者の本人確認が必要なコンテキスト選択がページにまだ存在していない場合、現時点では通知を受信する前に小さなポップアップ ウィンドウに追加のコンテキストを入力することがユーザーに求められています。ポップアップに加え、新しい動作ではページの読み込み時にアクションが分析され、アクションがトリガーされる前に、不足しているコンテキスト セレクターが調整可能なページに追加されます。
- 条件に応じたナビゲーション アクション:選択したリスト/コンテキスト アイテムのプロパティに応じて、ページ ビルダーはナビゲーション アクション ボタンごとに移動先ページを定義できるようになります。
- エンド ユーザーの表示/非表示の機能強化:エンド ユーザーが右クリックで表示/非表示を選択できる機能を提供し、グリッド上でアイテムを不規則に選択して並べ替えられるようにすることで、UX およびクラシック ダッシュボードと同様の選択をエンド ユーザーが行えるようになります。
Workflow
- 却下の非表示:ワークフローと既存のビジネス プロセスの間のマッピングにさらに高い柔軟性を持たせるため、特定の承認タスクや意思決定タスクを却下するかどうかをテンプレート ビルダーが決定できる新しいオプションを追加します。
- 却下された場合に停止:現在、タスクを却下するとタスクに「却下」というフラグが設定され、プロセスが次のステップに進められます。却下されたタスクをお客様が常にこのように処理することを希望されているわけではないため、却下された場合にワークフローを停止するのか進めるのかをビルダーが決定できるオプションを追加します。
プランニングとモデリング
- ユーザー リストのトップ レベルとサブセット:モデル ビルダーはモデルの他のリスト同様にユーザー リストを活用できるようになります。トップ レベルを適用して合計を有効にしたり、モジュールかライン アイテムの形式で適用先として使用するサブセットを作成します。
- 動的な一括コピー アクション:一括コピー アクションを動的にすることで、モデル ビルダーはエンド ユーザーにさらに高い柔軟性を提供できるようになります。これにより、エンド ユーザーは一括コピー アクションが作成されるリストに基づいてソースとターゲットを選択できるようになります。
- 新しいモジュール インベントリ:モデル ビルダーが必要に応じてモジュールの高度な分析を実行できる、モジュール インベントリ UI のベータ バージョンをリリースします。これには、モジュール属性を基準にした並べ替えや、属性の順序の選択などの機能も含まれます。
- きめ細かい履歴検索:モデル ビルダーはモデル履歴を確認する際に正確な日時を指定できます。
予定されている定期メンテナンス:
- 2 月 17 日:プラットフォームは利用不可: プラットフォームの機能強化
- 2 月 24 日:プラットフォームは利用不可: インフラストラクチャのアップデート
ご質問がある場合や最新情報をご覧になりたい場合
- 予定されているダウンロード リリースの最新情報については、status.anaplan.com をご覧ください。
- リリース カレンダーではプラットフォームの定期メンテナンスの予定をすべてご確認いただけます。