ページ ビューポートは Anaplan XL の標準ビューポートの機能を拡張します。現在のワークブックのさまざまな部分を中央の場所に表示し、ユーザーは表示されている内容をスピーディーかつ簡単に変更できます。 

たとえば、折れ線グラフからランキング チャート、又は動的グリッドに表示を切り替えるために、ユーザーが複数のアイコンを使用できる場合があります。たとえば、三つのページ ビューポートを使用して、ビジネスのさまざまな側面に関するさまざまなビューと、統合された売上ビューを確認できるツリー マップを表示できます。ページの左上にあるアイコンを選択することで、ユーザーは各ページ ビューポートに表示される内容を簡単に切り替えることができます。

ページ ビューポートは次の要素で構成されています。

  • オーバーレイ: ユーザーが現在のビューポートを変更したり、ワークブックの別の部分にリンクしたりするために選択できるアイコン又は画像。Anaplan XL には画像ライブラリがあり、カスタム画像を指定することもできます。
  • ビューポート: ワークブックの別の部分に移動する動的なウィンドウ。ビューポートには、選択した範囲内の Anaplan XL か Excel のコンテンツ、又は Excel チャートが表示されます。必要に応じて、選択した範囲をビューポートのサイズに合わせて拡大/縮小するように設定したり、拡大/縮小しないように設定したりできます。必要に応じてスクロールバーが表示されます。

Anaplan XL の [Visualise] リボンからページ ビューポートを追加する場合は、まずオーバーレイを追加します。カスタム ファイルを選択するか、検索ワードに基づいてパッケージ化された画像を使用します。ここでも配色が変わる場合があります。[Layout] タブでは、必要に応じて画像のサイズと位置を変更できます。[Click action] タブでは、ユーザーがクリックした際の動作を定義します。これにより、指定されたビューポートを表示したり、XL3Link() 式のようにワークブック内の別の場所にジャンプしたりできます。[Show Viewport] を選択すると、既存のビューポートを選択したり、新しいビューポートを追加したりできます。ページ ビューポート コントロール内で必要に応じて、追加のオーバーレイとビューポートを追加して配置できます。

プロパティ タブで、ページ ビューポートの背景色と罫線を設定できます。