コメント フレームでは、レポート内の Excel 範囲に基づいてコメントを表示できます。 

コメント フレームはグリッドを使用しなくてもコメントを表示できます。通常どおりコメント フレームを挿入したら、[Main Settings] タブの [Show comments based on Excel range] を選択します。次に、コメント フレームの基になる範囲を選択します。たとえば、どのメンバーに対するコメントを表示するかや、接続を指定します。

  1. 列: 指定した範囲のすべてのメンバーに対するコメントが取得されます。 
  2. 複数の列: 各行に保持されている組み合わせに対するコメントが取得されます。たとえば、以下の図の範囲 B1:C2 を選択すると、コメント フレームには「Bikes」「Canada」又は「Accessories」「Canada」に基づくコメントが表示されます。

[Only show comments where all members on row match] 設定は、以下のようなシナリオに対応します。この例では、「Product」、「Period」、「Country」の三つのディメンションを持つキューブを基にしています。

この設定を有効にすると、各行は XL3CubeCommentLookup のように扱われます。たとえば、行で定義されたスライスに対するコメントだけが取得されます。指定されていない階層については、デフォルト メンバーが使われます。

Bike, 2010 – Would return comments for bikes in 2010 for the “All” Country member

この設定が有効でない場合は、行にあるメンバーを基に照会されます。

Bike, 2010 – Would return comments for bikes in 2010 for the any Country member