Anaplan for Microsoft 365 では、Anaplan カードを確認したり Microsoft 365 ドキュメントにの挿入することができます。
グリッド カード、チャート カード、ワークシートのメイン グリッドをデータとして Excel に挿入できます。 カスタム ビューからデータを挿入することはできません。こうすることでデータが非公開のままとなり、ページ ビルダーはカスタム ビューでデータを非表示にできます。
Excel にデータを挿入すると、列の幅が自動調整されます。
Word 又は PowerPoint のドキュメントにカードをデータとして挿入することはできません。
リスト形式のライン アイテムは編集可能セルでドロップダウン リストとして表示されます。リスト一つあたりのアイテム数の上限は 32,767 個です。
リストのアイテム数が 32,767 個を超えると、ドロップダウン リストが使用できなくなります。
Excel の名前の管理機能を使用してグリッド カードの名前範囲を変更すると、カードが [Cards in Document] タブから削除されます。
Excel にデータとして挿入されたカード テンプレートは、Microsoft Office ではデフォルトのモジュール ビューだけを表示します。これは、Anaplan では、保存済みモジュール ビュー、フィルタリング、又は保存済みビューに適用されている表示/非表示は Microsoft 365 に対してサポートされていないためです。
カードの確認
カードを確認するには、[Cards in Document] タブで確認するカードを選択してから [Card Actions → [Overview] を選択します。
以下を含めたカードの概要を確認できます。
- カードをカード テンプレート ライブラリに追加した際に定義した説明
- カードとデータのタイプ、カードのバージョン、顧客とワークスペース、ソース モデルへのリンク、モジュール名などの追加情報
データとしてのカードの挿入
複数のカードをドキュメントに挿入することも、同じカードを複数回挿入することもできます。
最終リフレッシュ日、カードのタイトル、モデルとモジュールの名前、コンテキスト、行、列セレクターなどのカードの詳細のリストをカード データの上に表示することもできます。カードの詳細が追加される行は必ず空にしてください。
カードをデータとして挿入するには、以下を実行します。
- [Templates] タブでカードを選択します。
- カードのコンテキスト セレクターを設定します。
カード テンプレートを定義した際にページ ビルダーが対象のカードとページ間の同期を無効にした場合のみ、コンテキスト セレクターを設定できます。 - [Show details in sheet] を選択し、表示するカードの詳細のスイッチを右に切り替えることができます。
適用する設定は他のすべてのカードにも適用されます。 - Anaplan で適用した書式設定を使用するには、[Formatting] を選択し、必要な設定のスイッチを右に切り替えます。
- Row headers: 階層リストをインデントします。
- Percentages : 値をパーセンテージで表示します。
- Currencies : Anaplan で設定した通貨で値を表示します。
パーセンテージと通貨では、Excel の地域書式設定で設定した少数桁の区切り文字が維持されます。
Excel で適用した書式設定を使用するには、必要な設定のスイッチを左に切り替えます。
- [Insert card's data] を選択します。
Excel ドキュメント内のグリッド カード又はチャート カードでは [Insert card's data] しか選択できません。
画像としてのカードの挿入
カードを画像として挿入するには、以下を実行します。
- [Templates] タブでカードを選択します。
- [Import image] を選択します。
- [Image format] → 比率を固定
デフォルトでは [Use default size] が選択されています。画像は 600 x 400 ピクセルで挿入されます。
を選択し、画像の幅と高さを指定できます。 - [Insert image] を選択します。
- [Insert] を選択します。
画像のサイズ変更
画像のサイズを変更するには、以下を実行します。
- サイズを変更するカードを [Cards in Document] タブで選択します。
- カード アクション → [Resize image] の順に選択します。
- [Use default size] の選択を解除します。
- 比率を固定 を選択します。
- 画像の幅と高さを指定できます。
- [適用]、[OK] の順に選択します。
カードのクローン
接続とそのデータを以下にクローンできます。
- 新しい Excel ワークシート
- 新しい PowerPoint スライド
- 新しい Word ページ
ワークシート 、スライド 、ページ の作成方法については、Microsoft の技術ドキュメントの各リンク先を参照してください。
接続をクローンするには、新しいワークシート、スライド、又はページを開いている必要があります。カード、ワークシート、又はスライドをコピーした場合、挿入されたデータには接続は含まれません。
カードをクローンするには、新しいワークシート、スライド、又はページを選択し、クローンするカードを選択してから [Card Actions] → [Clone card] の順に選択します。
カードの削除
ドキュメントからカードを削除すると、そのセル範囲内のすべてのデータが完全に削除されます。たとえば、クローンされたカードがある場合はそれらも削除されます。
ドキュメントからカードを削除するには以下を実行します。
- 削除するカードを [Cards in Document] タブで選択します。
- カード アクション 、[Remove card] の順に選択します。
- [Continue] を選択します。