ワークスペース管理者は、モデル ロールを使ってモデルの [Contents] を整理することで、各ロールのニーズに合ったモジュール、ダッシュボード、ビューを表示することができます。
デフォルトでは、ユーザーがアクセスできるすべてのモジュール、ダッシュボード、及びビューへのリンクがモデルのコンテンツに表示されます。フル アクセス ロールが付与されているユーザーには大量のコンテンツが表示される場合があります。
必要なデータをユーザーが見つけて操作できるようにするために、以下を行うことをおすすめします。
- データのニーズが同じビジネス機能に合わせてモデル ロールを作成する
- モデル ロールのニーズに合わせてモジュールとダッシュボードを構築する
- モデル ロールにアクセス権とランディング ダッシュボードを割り当てる
- ロール別にモデルのコンテンツを整理する
モデル ロールを念頭に置いてモジュールとダッシュボードを構築することで、ロール別にモデルのコンテンツを整理する際にユーザー エクスペリエンスをカスタマイズしやすくなります。こうすることで、コンテンツ パネルに表示するコンテンツをモデル ロール別に選択し、コンテンツ に新しいコンテンツを自動的に表示するかどうか選択できます。
機能領域ごとにモジュールとダッシュボードをグループにまとめて、すべてのユーザーに対するモデルのコンテンツをきめ細かく整理することもできます。
コンテンツの使い方
エンド ユーザーはコンテンツからしかモジュールとダッシュボードにアクセスできません。ワークスペース管理者は自身のロールで利用可能なすべてのモジュールとダッシュボードにアクセスできます。さらに、自身のモデル ロールを異なるアクセス権を持つモデル ロールに変更することもできます。
必要なデータだけがエンド ユーザーに表示されるダッシュボードを作成できます。ユーザーのモデル ロールには、ダッシュボードに表示されるデータを含むモジュールへのアクセス権が必要です。ただし、そのロールが付与されたユーザーがダッシュボードでしか操作できないようにモデルのコンテンツをカスタマイズできます。
コンテンツに表示されていない場合でも、ワークスペース管理者は引き続き [Modules] からモジュールにアクセスできます。ただし、最も関連性が高いアイテムだけがコンテンツに表示されるよう設定することで、管理者は自身の業務に関連するデータを簡単に見つけて集中しやすくなります。
非表示コンテンツの表示
ワークスペース管理者が [Show hidden content] を有効にしている場合、ワークスペース管理者がコンテンツ パネルで非表示にしているコンテンツをユーザーが有効化できます。この機能を使うことで、ユーザーのロールに対してコンテンツ ペインで非表示に設定されているコンテンツ アイテムが表示されます。
ユーザーが [Show hidden content] を有効にすると、ユーザーのロールでアクセスできるモジュールとダッシュボードだけがコンテンツ パネルに表示されます。