ユーザーをワークスペースから削除することで、それらのユーザーに対してワークスペースのモデルやデータへのアクセスを禁止できます。

注記:ワークスペースに対するユーザーのアクセス権は次の三つの方法で管理できます。

  • ユーザー管理者は管理コンソールでユーザーを作成し、ワークスペースにユーザーを割り当てたり割り当てを解除したりできる
  • ワークスペース管理者はモデルの [Users] ペインにユーザーを追加したり削除したりできる
  • ワークスペース管理者はユーザーのリストをインポートして、ユーザーを追加したりユーザーの詳細を更新したりできる

ユーザーに対する変更がユーザー管理者とワークスペース管理者で競合する場合、最新の処理がユーザー アカウント ステータスに反映されます。 

ユーザー ステータスの競合を回避するために、組織ではユーザー アクセスのプロビジョニングにユーザー管理者ロールを使用することをおすすめします。ワークスペース管理者はその後、モデル内の [Users] ペインからモデル レベルでアクセス権を再設定できます。

この手順は、モデル内でワークスペースからユーザーを削除するためのものです。[Administration] コンソールからユーザー管理者としてユーザー アクセスを管理する方法について説明します。

複数のユーザーを同時に削除する方が、各ユーザーを個別に削除するよりもすばやく行えます。一度に 250 人までのユーザーを削除できます。

ユーザーを削除するには、削除対象ユーザーが属しているワークスペース内のモデルにいる必要があります。

注記: ワークスペース内のいずれかのモデルからユーザーを削除すると、ユーザーはそのワークスペース内のすべてのモデルから削除されます。あるワークスペースの特定のモデルへのユーザーのアクセスのみを削除する場合は、そのユーザーのモデル ロール を変更してください。

[Delete from Users] ウィザードを起動する前に、ワークスペースから削除するユーザーを選択します。ユーザーを選択しない場合は、リストの最初のユーザーが自動的に選択されます。

選択対象結果
一人のユーザーそのユーザーを含む行のセルを選択してください。
すべてのユーザー

グリッドの左上隅をクリックしてください。

注記: 自分を削除することはできないため、自身のユーザーはウィザードで削除対象として選択されません。 

グリッドで隣接する行にある複数のユーザー
  1. Shift キーを押したままにします。
  2. 選択する最初のユーザーの行の任意の場所を選択します。
  3. 選択する最後のユーザーの行の任意の場所を選択します。
  4. Shift キーを放します。
    最初にクリックしたユーザーと最後にクリックしたユーザーの間のすべてのユーザーが選択されます。


選択範囲を変更する手順は、次のとおりです。

  1. Shift キーを押したままにします。
  2. 選択範囲外のユーザーの行の任意の場所を選択します。
  3. Shift キーを放します。
    選択範囲の端が、ステップ 2 で選択したユーザーの行に変わります。
グリッドで隣接していない複数のユーザー
  1. Command キー (Mac) 又は Ctrl キー (Windows) を押したままにします。
  2. 選択するユーザーの各行 (ユーザーのメール アドレス) の見出しを選択します。
  3. Command キー又は Ctrl キーを放します。
    クリックした各行のすべてのユーザーが選択されます。


行の選択範囲を変更する手順は、次のとおりです。

  1. Command キー (Mac) 又は Ctrl キー (Windows) を押したままにします。
  2. 選択に含む追加ユーザーの行の任意の場所をクリックします。
  3. 現在選択されているが選択を解除するユーザーの行の任意の場所をクリックします。
  4. Command キー又は Ctrl キーを放します。

選択したユーザーをワークスペースから削除するには、以下を実行してください。

  1. モデルの [Users] ペインで、ツールバーの [Delete users] をクリックしてください。
    [Delete from Users] ウィザードが表示されます。
    保持するユーザーのリストが左側の [Click to make a selection] の下に表示されます。
    削除するユーザーは、右側の [Items to delete] の下に表示されます。
    自分自身は [Click to make a selection] の下に表示されますが、自分自身を削除対象として選択することはできません。
  2. 必要に応じて、削除するユーザーの選択を修正できます。
    • [Click to make a selection] の下でユーザーを選択して、[Items to delete] 列に移動してください。
    • 削除対象として選択したユーザーの右にある [Keep] をクリックすると、そのユーザーは [Items to delete] 列から削除されます。
    • [Delete All >>] をクリックすると、自分自身以外のすべてのユーザーが [Items to delete] 列に移動されます。
    • [<< Keep All] をクリックすると、すべてのユーザーが [Items to delete] 列から削除されます。
  3. 削除するユーザーの選択が完了したら [OK] をクリックします。
  4. 削除を確定するに確認ダイアログで [OK] をクリックします。ユーザーを削除せずにウィザードに戻るには [キャンセル] をクリックします。
    削除の進行状況を示すメッセージが表示されます。完了すると、結果が表示されます。

次の三つの結果のいずれかが表示されます。

結果メッセージ
Success (成功)削除されたユーザーの数が表示されます。
Partial Success (一部成功)

削除されたユーザーの数が表示されます。

削除されなかったユーザーのリストも表示されます。再試行することができます。

Unsuccessful (失敗)

どのユーザーも削除されなかったことを示すメッセージが表示されます。

削除されなかったユーザーのリストが表示されるため、削除を再試行できます。