このアプリには、ボードとワークシートのどちらを使用するべきでしょうか?どのような違いがあるのでしょうか?本セクションでは、各ページ タイプの目的について詳しく説明します。

デザインの下書きを作成する際、ワークシート、ボード、又はレポート ページのうち、どのページとして作成するかを決める必要があります。

膨大な量のデータを表示して分析と編集を行う場合はワークシートを使用してください。ワークシートでは、アナリストがドリルダウンを実行して情報をきめ細かく調査できます。

グリッドの右側にある [インサイト] パネルでは、クイック リンクを追加して他のページへのナビゲーションを容易にしたり、カードを追加してインサイトを充実させることができます。ワークシートのグリッド内でデータを更新した場合、結果は [インサイト] パネルに表示されます。

ボードでは概要レベルの情報がまとめて表示されます。たとえば、主要指標のページで実行すべき次のアクションをユーザーに伝えたり、トレンドをハイライトして次の対応へとつなげたりできます。

テキスト画像チャートKPIアクションマップグリッド カードなど、ボードに追加できるさまざまなカードが用意されています。ユーザーに表示される情報の種類はカード タイプごとに異なります。たとえば、

  • 在庫アプリの場合、画像カードを使用して各製品の画像を提供することで、ユーザーは製品のコンテキストを見ながら製品を素早く区別できます。
  • 販売業績を追跡するアプリの場合は、チャート カードを使用して販売業績を一定期間追跡するか、複数の地域のコンバージョン率を比較します。
  • ユーザーがアプリの他のページに簡単に移動できるようリンク カードを使用します。
  • シナリオを有効にするには、フィールド カードを使用して、ユーザーがシナリオの値を入力してその変更の潜在的な影響を確認できるようにします。

大規模なデータ グリッドがある場合、ボード上のグリッド カードを使用できます。大規模かつ詳細なグリッドは、ワークシートへの公開には適しています。