グリッドは分析用に設計されています。必要な書式設定に応じて、正式なレポートに使用することもできます。

より柔軟なレイアウト オプションが必要な場合は、式レポートを使用してください。

グリッド レポート (デザイン グリッド オプションを使用して生成されたレポート) は、Anaplan XL Reporting で一つのオブジェクトとして扱われます。レポートの形状は、Excel のピボットテーブルと同様に常に長方形になります。ただし、グリッドベースのレポートの威力の多くは、ネイティブのピボットテーブルでは利用できない追加機能にあります。 

グリッド レポートを変更または設計するには、レポート デザイナーを使用するか、階層ラベルをグリッド レポートが必要な軸にドラッグします。

メンバーをダブルクリック (ドリル) すると、メンバーの詳細が表示されます。メンバーを右クリックして、小計やグリッド計算などの機能を利用することもできます。

ワークシート内に複数のグリッドを含めることができます。これらは Anaplan XL のリボン又はツールバーに表示されます。

グリッドの書式設定、変更、削除には、ネイティブの Excel ではなく Anaplan XL を使用してください。そうしないと、グリッドをリフレッシュしても変更は保持されません。

グリッドの主なコンポーネントは次のとおりです。

  • ヘッダー/フィルター領域 (C3:D5)
  • ディメンション ラベル (C3:C5、D8、C9)
  • 選択されたディメンション メンバー (B10:C20、D9:H9)
  • データ領域 (D10:G20)

グリッドを右クリックし、[Anaplan XL] → [Design Grid] を選択して現在のグリッドのレポート デザイナーに戻ります。

Anaplan XL リボンで [Task Pane] を選択すると、グリッド タスク ペインのオン/オフを切り替えることができます。

タスク ペインでは、グリッドの選択、グリッド内の階層の再配置、追加、削除を実行できます。変更は、必要に応じて即座に適用することも、[Apply] を選択して適用することもできます。

タスク ペインには現在アクティブなグリッドの内容が表示され、各グリッドが選択されると更新されます。

保存済みグリッド レポートを Excel で再度開くときにデータ ソースに接続するには、[Grid properties] フォームで [Refresh Grid on open] を選択します。これにより、読み込み時間が最小限に抑えられ、現在のセッションに必要なグリッドのみがアクティブになります。

グリッドをアクティブにするには、グリッドをダブルクリックします。