元に戻すでよくある問題に対する回答と元に戻す (Undo)の制限について説明します。
元に戻すには以下の制約があります。
- 最近リフレッシュしたモジュールでは元に戻すを使用できません。Anaplan では最近表示したモジュールのうち直近三つのモジュールがメモリに保持されます。モジュール A ~ D など、四つ以上のモジュールを開いて操作している場合、Anaplan では一番古いモジュールでデータがリフレッシュされます (今回の例ではモジュール A)。
- 二人のユーザーがグリッドの同じセルにデータを順番に入力した場合、最新のデータ値がグリッドに表示されていないため、最初にデータを入力したユーザーはデータ変更を元に戻すことができません。
- セルに変更を加えてからフィルターを使用するかモジュール ビューをピボットした場合、元に戻すは使用できません。
- サイズの大きいインポート、又は複雑な式の処理中は元に戻すを使用できません。元に戻すはプロセスが完了してから使用できます。
- 番号付きリストであるライン アイテムのセルに対して元に戻すを使用した場合、表示名ではなくアイテムの一意の識別子が元に戻すのメッセージに表示されます。
- 番号付きリストで一意の識別子と表示名の関係が 1 対 1 の場合のみ、元に戻すで値を元に戻すことができます。同じ表示名の値が番号付きリストに複数ある場合、元に戻すでは元に戻すべき値を特定できません。重複する表示名の値に対して元に戻すを使用した場合、表示名のリストで置換値が一意ではないため、空白の値がセルに返されます。
- ブレークバックの合計を修正してから元に戻すを使用した場合、セルは前の値に戻り、ブレークバックが再計算されます。
- ブレークバックを適用し、分散されたブレークバック値のいずれかを編集してから元に戻すを使用した場合、ブレークバックの合計値ではなく編集した値が元に戻ります。