メンバーのエイリアスを作成することができます。接続に対してメンバーのキャプションが返される場合は、エイリアスがキャプションをオーバーライドします。

メンバーのエイリアスは、メンバーごとに個別に設定することも、メンバーのプロパティに基づいてエイリアスを設定することも可能です。

エイリアスを指定して作成するには、[Anaplan XL] → [Options] → [Workbook Options] 画面を開き、[Overtyping a Grid creates an Alias] をオンにします。これで希望するエイリアスをグリッドに入力して作成することができます。

メンバー プロパティのエイリアスを作成するには、[Anaplan XL] → [Manage] → [More] → [Manage Aliases...] に移動します。階層レベルとキャプションとして使用するプロパティを選択できます。現在、これらのプロパティはキューブから返される必要があるため、[Grid properties] 画面でメンバー プロパティをオフにする必要がある可能性があります。[Member property display style] を [Member] に設定してください。

ディメンションと階層にもエイリアスを設定できます。[Manage Aliases] 画面で、オブジェクトの一意名と必要なエイリアスを入力します。一意名には [Dimension] 又は [Dimension].[Hierarchy] の形式で角括弧が含まれます。

元のキャプションを入力する必要はありません。

エイリアスは、ワークブック内の個々の接続に適用されます。レポートのある部分ではエイリアスを表示し、別の部分では元のキャプションを表示したい場合は、同じキューブへの接続を二つ作成します。それらの部分をリンクするには、メンバーの一意名を使用して任意の範囲から連携させます。