SUM 関数が一つ以上あるセルで明細へのドリルダウンを使用します。
明細へのドリルダウンを使用する式は有効なものである必要があります。ソース ライン アイテムと SUM のマッピングは同じモジュールに属している必要があります。有効な式の例として以下のようなものがあります。
Sales transaction.Amount [SUM:Sales transaction.Org]
Sales transaction.Amount [SUM:Sales transaction.Product, SUM:Sales transaction.Org]
Sales transaction.Amount [SUM:Sales transaction.Org] / 1000
Sales transaction.Amount [SUM:Sales transaction.Org, SUM:Sales transaction.Time period]
[明細へのドリルダウン] を選択すると、集計モジュールで選択したディメンションでソース モジュールがフィルタリングされます。取得できるのはリスト形式のアイテムだけです。
明細へのドリルダウンを使用するには以下を実行します。
セルを一つ選択して次のいずれかを実行します。
- 右クリックしてドロップダウン メニューから [明細へのドリルダウン] を選択します。
- モジュールで、ツールバーの [Data] に移動して [Drill Down] を選択します。
- キーボードの Alt キーと F8 キーを同時に押します。
新しいタブが表示されます。SUM 式に含まれているソース モジュールのディメンションのフィルタリング済みビューが表示されます。
明細へのドリルダウンの使用時には次の制約が適用されます。
- デフォルト ビューにフィルターが適用されている場合、明細へのドリルダウン操作用に作成されたフィルターが使用されます。
- ピボット、並べ替え、又は条件付き書式はすべて保持されます。
- トランザクションとライン アイテムは行と列に配置する必要があります。
- トランザクション又はライン アイテムがページにあるかネストされている場合、ピボットはリセットされます。
- 非表示のトランザクションは表示されますが、非表示のライン アイテムは非表示のままになります。