2024 年 5 月に導入された Anaplan の新しい機能と機能強化について説明します。
Geo-Mapping
境界コードへのライン アイテムの使用:Geo-Mapping が更新され、ライン アイテムを使用してリスト コードではなく地域境界コードを保存できるようになりました。そのため、テリトリー階層全体で複数の重複テリトリーを設定できます。詳細については、Geo-Mapping に関するドキュメント とトレーニング コース を参照してください。 境界コードの zip ファイルについては「Geo-Mapping のダウンロード 」を参照してください。
モデリング
新しいモジュール インベントリの追加データ:モデル ビルダーがさらなるデータにアクセスして、モジュールの管理と分析を改善できるようになりました。このデータは、ベータ版の新しいモジュール インベントリのパネルで確認できるようになります。データを列として選択してインベントリ テーブルに表示したり、並べ替えたりすることもできます。この新しいデータには以下が含まれます。
- Referenced by (参照元):モジュールが他のモジュール又はライン アイテムから参照されているかどうかを表示します。
- Data tags (データ タグ):データ タグを割り当てて、モジュールの関連情報をグループ化します。
- Users list (ユーザー リスト):モジュールにユーザー リストがある場合、ワークスペース管理者にリストの内容をすべて表示するかどうかを指定します。
- Managed By (管理元):モジュール構造を設定する外部製品 (Anaplan Data Orchestration など) を表示します。
- Delegated (委任):モジュールがモデル内で編集可能かどうかを割り当てます。オンにすると、モジュール構造またはデータを変更する機能はブロックされます。これにより、Anaplan Data Orchestration などの単一ソースからのオブジェクトの管理が可能になります。
- Populated Cell Count (データが入力されているセル数):モジュール内のデータが入力されたセルの数が表示されます [Polaris エンジンのみ]。
- Memory Used (消費メモリ):モジュールによって使用されるモデル メモリの量が表示されます [Polaris エンジンのみ]。
Workflow
現在以下の機能が利用可能です。
- 新しいビルダー モード - デフォルトで全ユーザーが利用可能:Workflow オーナーは、新しいインタラクティブ フローチャート デザイン モードでビジネス プロセスを構築する際に、ビジネス プロセスを視覚化できます。
- マルチページ タスク:タスクではナビゲーション リンクとアクション ボタンがサポートされているため、作業を完了しながらページ間を移動できます。
- 折りたたみ可能なタスク パネル:タスク又は承認を完了する際にタスク パネルを折りたたむことで、UX ページの画面スペースにさらに余裕が生まれます。
- 階層タスクの代替レポート ビュー:Workflow オーナーは、大規模な階層がさらに読みやすくなったリスト ビューに切り替えることができます。これにより、ツリー ビューを使用した階層タスクの進行状況の追跡が容易になります。
- 改善されたコンテキスト同期オプション:Workflow オーナー は、時間ディメンションだけではなく、任意のコンテキスト/ディメンション タイプに Workflow を同期できます。
- CSV エクスポートに含まれているタスクへのコメント:完了したワークフローに対して生成された CSV エクスポートには、タスクと承認の実行中に追加されたコメントが含まれています。すべてタイムスタンプが付けられており、ユーザー ID でタグ付けされています。
- Workflow 使用状況ダッシュボード:Workflow オーナーは新しいレポートを使用して組織全体のライセンス使用状況を追跡できます。
管理
招待メールの再送:ユーザー管理者が新しいボタンを使用してアクティベーション メールを再送信できるようになりました。詳細についてはドキュメント「アクティベーション メールの再送 」を参照してください。