ピクチャー リンクとは、XL3Link 式と同じ機能を提供する、ワークブックに挿入できるピクチャーです。
ピクチャー リンクの挿入
ピクチャー リンクを挿入するには、[Insert Formula] → [XL3PictureLink] を選択します。
挿入するピクチャー ファイル
ピクチャー リンクに表示する画像を選択します。用意されているアイコン セットから検索することも、独自の画像を読み込んだり貼り付けたりすることもできます。
リンク先
画像をクリックした際にユーザーが移動するセルを選択します。ピクチャー リンクがこのシート上の何かを制御する場合は同じシートにすることも、ユーザーがレポート内を移動できるように別のシートにすることもできます。
ウェブでの変更の送信
[Submit Changes on Web] を有効にしてレポートが公開されている場合は、ピクチャーを選択すると、編集可能なセルか遅延スライサーが送信されます。ウェブ上の [Submit] ツールバー ボタンと同じように機能します。
更新するセル
値または別のセルの内容で更新するセルのリストを提供できます。これを使用すると、ワークシート間または同じシート上のセル間で値の選択範囲を実行したり、値の範囲をコピーしたりできます。
ツールバー ボタン
ピクチャーを使用してツールバー ボタンをトリガーできます。これを行うには、トリガー テキスト XL3Toolbar:ButtonName
を含むセルにピクチャーがリンクされている必要があります。次に例を示します。

ピクチャー リンクの編集
既存のピクチャー リンクを編集するには、選択時に Shift キーを押したままにすると、標準のピクチャー リンク フォームが表示されます。
ウェブ レポートへのリンク
ピクチャー リンクから別のウェブ レポートにリンクするには、まず、「リンク テキスト」値を持たない XL3WebReportLink を記述します。たとえば、=XL3WebReportLink("/Testing/Book2.wbsql", , 0)
のようにします。
次に、この式を含むセルにピクチャー リンクをリンクし、オプション [Use address from link to cell] を選択する必要があります。

画像のソースとしてのカメラ オブジェクトの使用
カメラ オブジェクトを画像のソースとして使用するには、まず一時的なピクチャーを選択してピクチャー リンクを挿入します。次に、ピクチャーを右クリックしてハイライト表示し、式バーに画像のソース範囲を入力します。つまり、「Sheet2!a1:f10
」と入力するとピクチャー リンクが変更され、範囲の内容が表示されます。必要に応じてサイズを変更したり、位置を変更したりできます。
ピクチャー リンクの更新
ピクチャー リンクの名前を見つけるには、リンクを右クリックして、Excel の名前ボックスの内容をコピーします。このボックスは式バーの隣にあります。通常は @PL
で始まります。
プロパティ | 説明 | 値 |
Enabled | リンクの有効プロパティを設定します。 | TRUE 又は FALSE |