ダッシュボード デザイナーには、ダッシュボードの構築と要素のプロパティの変更を実行できる機能が用意されています。加えられた変更は即座にダッシュボードに表示されます。


新規のお客様にはクラシック ダッシュボードをご利用いただけません。代わりにユーザー エクスペリエンスでアプリ又はページを構築してください。

ダッシュボード デザイン モードに切り替えるには、ダッシュボードにアイテムを公開するか、ダッシュボード ツールバーで [Edit] を選択します。

ダッシュボード デザイナーが開き、画面右側のキャンバスにダッシュボード要素が表示されます。左側のパネルには選択した要素のプロパティが表示されます。要素のプロパティに加えた変更は即座にキャンバス上に表示されます。

公開アクションによってダッシュボード デザイナーが開いた場合は、キャンバス下部の新たに作成された要素にフォーカスが合います。ダッシュボード デザイナーのメニュー オプションを選択した場合は、ダッシュボードを最後に閉じた時に選択していた要素にフォーカスが合います。選択した要素のプロパティはプロパティ パネルに表示されます。

ダッシュボードに要素を新しい公開すると、ダッシュボードの下部のグレーの枠線で囲まれた白いボックスのなかに表示されます。

グレーの枠線は要素間のスペースを表しており、幅は 20 ピクセルです。ダッシュボードをモバイル デバイスで表示する場合は、[Model Settings] → [Dashboards] → [View] → [Touch Friendly Spacing] メニュー オプションを選択することでこのスペースを 44 ピクセルまで増やせます。

ダッシュボードに追加される二つ目以降の要素では、デフォルトの位置が最後の要素の下になります (二つの要素間にグレーの枠線が表示される)。追加した要素は別の位置にドラッグできます。二つの要素が横並びになるように移動すると、要素間にグレーの枠線が表示されます。

二つの要素を同じ空白部分に移動することはできません。要素の間にグレーの罫線が常に自動的に表示され、グリッドがさらに分割されます。

二つの要素が横並びになるように移動すると、一方の要素がもう一方よりも遥かに深くなり、狭い方の要素が深い方の要素と同じ分量の空白を占めるようになります。狭い要素の下にもう一方の要素をドラッグすると空白が分割されます。要素間にグレーの罫線が表示され、要素の深さが調整されて深い方の要素と横並びで表示されます。

ダッシュボード デザイナーは常に固定されています。ダッシュボード デザイナーをフローティング タブで開くとタブが自動的に固定され、ダッシュボード デザイナーを終了するまで再度フロートさせることはできません。

ダッシュボード デザイン モードを終了するには、ダッシュボード メニューで [Exit Dashboard Designer] を選択します。ダッシュボードを変更した場合は、[Save & Exit Dashboard Designer] を選択します。

終了する前にいずれかの保存オプションを選択する必要があります (Esc キーを押してもデザイナーは閉じられません)。実行中のプロセス (インポートやエクスポートなど) が完了してからダッシュボード デザイナーが閉じられます。

複数のユーザーがダッシュボードで同時に作業を行うことができます。同じダッシュボードで作業しているユーザーが他にもいる場合、ダッシュボード名に下線が表示されます。

ダッシュボードを保存する時に選択する必要があるオプションは状況に応じて変化します。

ダッシュボード デザイナーで作業を行っている時には、実行するリクエストに応じてダッシュボードがさまざまな方法でサーバーとやりとりします。静的テキスト ボックスの追加やダッシュボードへの新しい要素の公開など、一部のアクションではダッシュボード全体を再構築するためのリクエストがサーバーに対して発行されます。グリッドのピボットなど、その他のアクティビティではグリッドを再構築するためだけのリクエストが発行されます。

プロセスとアクションを実行する際にもサーバーに対してリクエストを発行します。プロセスとアクションでは大量のデータを処理する場合があります。

ご存知のとおり、すべてのユーザーがサーバーに対して常にリクエストを発行しています。それらの多くは非常に複雑で、多くのリソースを消費する可能性があります。こうしたリクエストは順番にキューに入れられ、解決される順番待ちをして非常にスピーディに処理されます。

ただし、遅延が発生することもあります。通常、サーバーへの接続が低速でリクエスト キューに大量の順番待ちがたまるか、大規模なインポートかエクスポートの処理がサーバー上のリソースを専有することでサーバーがビジー状態になると遅延が発生します。

キューにコミットしたリクエストが十分なスピードで処理されない場合、ダッシュボードの状態を Anaplan で把握することはできません。システムでは変更がキューに入れられていることを認識していますが、変更の内容は認識していません。こうした変更を保護し確実に処理されるようにするために、Anaplan ではキューの順番待ちが解消されてサーバーに処理の余裕ができるまで、さらにアクション (保存閉じるなど) を実行することができなくなっています。

そのため、Anaplan では対象のメニュー アイテムを無効化するか、「System busy, please try later」というメッセージを表示することで、[Close]、[Save]、[Save As]、[Save & Exit Dashboard Designer]、[Reset] の各メニュー オプションにユーザーがアクセスできないようにしています。

サーバーがビジー状態の時にユーザーが [Close]、[Close All]、[Exit Dashboard Designer]、[Save & Exist Dashboard Designer] を選択すると、次の理由により「System busy, please try later」というメッセージが表示されます。

  • ダッシュボードの再構築が必要な変更が保留中 (例: ユーザーが静的テキスト ボックスを追加した)
  • ダッシュボードの保存が進行中 (例: 時間のかかるインポートの最中にユーザーが [Save] を選択した)
  • グリッドのセルの変更が保留中 (例: 低速な接続が原因で、更新後も引き続きグリッドのセルが緑で表示される)

わかりやすく説明するために、ダッシュボードに静的テキスト ボックスを追加した場合を例にとってみましょう。この場合、ダッシュボード全体を再構築するためのリクエストがサーバーに送信されます。このタイミングでダッシュボードを保存することにした場合、ダッシュボード メニューに移動すると、ダッシュボードの再構築が保留中のため [Save]、[Save As]、[Save & Exit Dashboard Designer]、[Reset] の各メニュー オプションが無効になっています。ダッシュボードを閉じようとするかダッシュボード デザイナーを終了しようとすると、ダッシュボード再構築リクエストが未処理のため、「System busy, please try later」というメッセージが表示されます。

サーバーで再構築リクエストが処理されると、静的テキスト ボックスがダッシュボードに表示され、[Save]、[Save As]、[Save & Exit Dashboard Designer]、[Reset] の各メニュー オプションが再度ダッシュボード メニューで有効になります。タブを閉じてダッシュボード デザイナーを終了することも可能になります。

注記: 遅延に対する最適なアプローチは、すべてのリクエストを処理できるだけの時間をサーバー側に用意し、通常の方法で変更を保存してダッシュボード デザイナーを終了することです。