ダッシュボードではデータを他の Anaplan ユーザーに提示できます。通常は一つのダッシュボードだけで多数の指標をリアルタイムで追跡します。ダッシュボードでは一貫性がある直感的なユーザー エクスペリエンスを実現し、意味のある情報とアクティビティのきっかけを提供する必要があります。

新規のお客様にはクラシック ダッシュボードをご利用いただけません。代わりにユーザー エクスペリエンスでアプリ又はページを構築してください。

ユーザーに話を聞き、ユーザーが必要としている情報とその情報で何をしたいかを十分に理解しましょう。関連する作業とデータの流れ、及びそれらとビジネス プロセスとの関係を把握しましょう。こうすることで、データの利用方法、及び各ダッシュボードに組み込む詳細のレベルを深く理解できます。

通常、データを使用して傾向と問題を分析するユーザーからは、最も高いレベルの複雑さが求められます。一般的には、職位が上がるほど要約されたデータが必要になります。

ダッシュボードを開発したら、もう一度ユーザーと話し合います。ダッシュボードの設計は反復的なプロセスであり、最初から正しく設計するのは難しい場合があります。

必要とする情報はユーザーごとに異なります。固有の目標を達成できるロールベースのダッシュボードを作成しましょう。

要件を満たし、ワークフローの周知と使い方を徹底するには、ダッシュボードをシンプルにして特定の要件に的を絞ることが最も効果的です。一つのシンプルなダッシュボードを使用することで、ユーザーがデータを素早く確認して理解できるようにしましょう。関連性の低い情報でダッシュボードを満たさないようにしてください。

目的を果たすためのキーボードの操作が最小限で済むよう、一貫性があって使い慣れたインターフェースを備えたダッシュボードを開発しましょう。ユーザーが予測できる標準化されたレイアウトを開発してください。たとえば、ボタンは必ずダッシュボードの上部に横並びで配置し、画面中央にはチャートとグリッド、下部にはナビゲーションを配置します。