比較と同期プロセスには、最新の構造変更をソース モデルからターゲット モデルに移動するためのメカニズムがあります。
比較と同期のプロセスの仕組み、及び互換性があるモデル詳細については、「比較と同期のプロセス」を参照してください。
最初に、同期用のソース モデルが用意されていることを確認します。以下を確認します。
初めて変更を同期する場合は、あらかじめターゲット モデルをコピーしてアーカイブしておくことをおすすめします。ただし、同期に失敗した場合は、ターゲット モデルが同期前の状態に戻ります。
ターゲット モデルの有効性を維持するために、変更の内容によっては変更が適用される順番が変わる場合があります。
注記:本番データは同期プロセスに含まれない点に注意してください。
変更の比較と同期を行う方法は次のとおりです。
- 右上にある自分の名前を選択して [モデルの管理] を選択します。
- [Model Management] で [Target Model] を選択して [Compare/Sync] を選択します。
選択したターゲット モデルと構造的に互換性があるソース モデルが一つ以上現在のワークスペースにある場合のみ、[Compare/Sync] ボタンを使用できます。選択したターゲット モデルにはリビジョン タグが一つ以上必要です。 - ソース モデルとして使用するモデルを選択して [Next] を選択します。
変更の同期元となるすべてのモデルが [Models to Compare] テーブルに列挙されます。ターゲット モデルと構造的に互換性があり、ターゲット モデルの最新のリビジョン タグよりも新しいリビジョン タグが一つ以上あるモデルだけがテーブルに列挙されます。
互換性があるソース モデルを一つ以上含むワークスペースが [Workspace] リストに表示されます。シングル サインオン (SSO) サーバーに割り当てられているワークスペースにターゲット モデルがある場合、同じ SSO サーバー内のワークスペースだけが表示されます。 - ソース モデルで利用できるいずれかのリビジョン タグを選択して [Next] を選択します。
ソース モデルが最後にターゲット モデルと同期された後で追加されたすべてのリビジョン タグが [Revision Tags] テーブルに列挙されます。 - ターゲットとソース モデルの間の正味差の概要を確認します。
- ソース モデルで追加および変更された設定とモデル コンポーネントの包括的なサマリーを表示する場合は [Download Full Comparison Report] を選択します。
スプレッドシートで開けるタブ区切りテキスト (TXT 形式) ファイルがダウンロードされます。 - [Preview synchronize] を選択します。
- [Synchronize Models] ダイアログで、ターゲット モデルに反映される更新内容を確認します。
- ターゲット モデルをオンライン状態のままにするには [Take the target model offline] チェックボックスをオフにします。
- 同期プロセスを開始するには [Confirm Synchronize] を選択します。
一度開始した同期プロセスはキャンセルできません。 - 同期プロセスが完了するまで待機してください。
同期プロセスにかかる時間は、移動するデータの量、及びターゲット モデルがすでに開いているかどうかに左右されます。 - 同期が正常に完了すると、そのことを示すメッセージが表示されます。
- [OK] を選択して [Model Management] ダイアログに戻ります。