Anaplan XL Web Edition を構成する際には、認証の種類を決定する必要があります。以下にオプションの概要を示します。
匿名
匿名認証は通常、インターネット上など、AnaplanXL Web をすべてのユーザーが制限なく利用できるようにする必要がある場合、又はイントラネット上で組織全体が (制限なく) AnaplanXL Web を利用できるようにする必要がある場合に使用されます。
ユーザー アカウントを指定する必要があり、すべてのユーザーはこのユーザーとしてデータ ソースに接続します。データベース サーバーはウェブ サーバーとは別のマシン上に配置できます。
ベーシック
ベーシック認証は通常、Kerberos 委任を構成できない場合、又はユーザー セットをマシン上でローカルに維持管理する必要がある場合 (Active Directory/ドメイン ユーザーを使用しない場合) に使用されます。
クライアントはユーザー ID とパスワードの入力を求められます。ローカル ユーザー (ドメインが指定されていない場合) 又は Active Directory ユーザーと照らし合わせてチェックされます。データベースには指定されたアカウントを使用してアクセスし、ウェブ サーバーとは別のサーバー上に配置できます。
Windows
ほとんどの組織では、統合認証とも呼ばれる Windows 認証を使用しています。この方法では他のネットワーク リソースと同じ方法で認証とアクセスを制御するため、最も一般的な方法となっています。
クライアントの現在の認証情報がサーバーに渡され、データ ソースに接続するときに使用されます。データベース サーバーが別のサーバー上にある場合は、Kerberos 委任が構成されている場合にのみ認証情報が取得されます。Kerberos はドメイン管理者が設定と構成を行う必要があります。ほとんどの大規模組織には、これを実行するための既存のプロセスがあります。
データ ソースにさらに情報が必要な場合は、レポートを開いたときに個別に入力する必要があります。たとえば、データ ソースで基本認証を使用する場合がこれに該当します。