Anaplan XL Web Edition は SQL データベースで動作します。これにより、Excel 及び ウェブ ベースのユーザーにさまざまな機能を提供するための豊富なオプションが提供されます。

Anaplan XL Web を初めてセットアップし、SQL Server にアクセスして SQL データベースを実行するときには、いくつかのオプションがあります。

すべてが SQL データベースに保存されます。これにより、次の機能にアクセスできるようになります。

    • レポートやフォルダーへの権限とアクセスをコントロールするための Excel ベースのダイアログ
    • 公開されたアイテムの完全なバージョン履歴とライブ バージョンのロック
    • 使用状況とパフォーマンスの監視のためのレンダリング時間を含むレポート アクセスのログ記録
    • 既存の「フォーム認証」ウェブサイトとの統合に関する拡張オプション
    • 運用レポート: 使用状況、ユーザー アクティビティなど
    • レポートのコメント

ロール又は Active Directory グループに基づくセキュリティ モデルを使用できます。

Active Directory グループとユーザーはロールに割り当てられ、これらのロールにはレポート/機能への権限が割り当てられます。これには、Active Directory のインポートが不要になるという利点があります。

Active Directory のインポートを実行して構成する必要がありますが、追加のメンテナンスは必要ありません。Active Directory のグループとユーザーに権限を直接割り当てることができます。ファイルベースのリポジトリによく似ています。

レポートの使用状況とコメントのみがデータベースに保存されます。これにより、次の機能にアクセスできるようになります。

    • レポートのコメント
    • 使用状況とパフォーマンスの監視のためのレンダリング時間を含むレポート アクセスのログ記録
    • 運用レポート: 使用状況、ユーザー アクティビティなど

レポートはファイル システム又は SharePoint に保存できます。

Excel ユーザーは Anaplan XL Web に接続してレポートを公開し、レポートはファイル システムに保存されます。権限は標準の NTFS セキュリティを使用して適用されます。

Excel ユーザーは SharePoint に接続して公開します。権限は SharePoint で適用されます。レポートは SharePoint で利用および表示できます。モバイル ユーザーは、公開された SharePoint レポートを表示する Anaplan XL Web に接続します。

これらの機能に加えて、SQL リポジトリ機能では以下も強化されます。

    • スケジュール設定: スケジュール設定は Excel からアクセスできます。 より使いやすいインターフェースに加えて統合された実行履歴を備えています。
    • エラー ログ: エラー ログは専用のサーバー管理アプリケーションから利用できます。サーバーにアクセスできるあらゆるマシンとユーザーが使用できます。

スケジュール設定が必要な場合は、SQL リポジトリで使用するためにいくつかの追加手順が必要です。詳細については、「SQL リポジトリを使用したインストールのスケジュール設定」ページを参照してください。