SQL クエリを使用して、スケジュールされたレポートの受信者と、レポート自体を作成するときに使用するパラメーターを入力できます。

SQL ステートメントでは、レポート構成ごとに 1 行と、次のように構成された列を返す必要があります。

EmailRoleLocaleParameter1...ParameterN
recipient1@example.orgRole1en-USValue1
ValueN
recipient2@example.orgRole2fr-FRValue1
ValueN
recipient3@example.orgRole3fr-FRValue1
ValueN

Email :スケジュールされたレポートの受信者のメール アドレス。セミコロンで区切られたリストを使用でき、このリストでは残りのパラメーターを共有します (例: recipient1@example.org;recipient2@example.org)。

Role:レポートを準備するときに使用する Analysis Services ロール。

Locale :レポートを準備するときに使用するカルチャー。

Parameters:レポートへのデータ入力に使用する任意のウェブ パラメーター。 

上記の SQL ステートメントによって返される列は、動的パラメーターのプレースホルダーとして使用できます。たとえば、AccountName という名前の列を返す場合、使用するレポートを構成するときに、パラメーター プレースホルダー %AccountName% を使用できるようになりました。プレースホルダーとして使用される SQL 列は、char、varchar、text、又はそれらの Unicode 相当などの文字列型にする必要があることに注意してください。