Anaplan XL Web Edition では、レポートをユーザーに自動的に配信できます。

このページでは、組み込みの Anaplan XL Scheduler を使用したスケジュール設定について説明します。従来の Windows サービスを使用したスケジュール設定については、「SQL リポジトリを使用したスケジュール設定 (スケジュール設定サービス)」を参照してください。

スケジュールを使用すると、どのレポートをどのユーザーに送るかを定義し、必要に応じて結果をパラメーター化できます。

メンテナンスのスケジュールは Anaplan XL Web 管理アプリケーションを使用して設定します。詳細については、「SQL リポジトリ」を参照してください。

スケジュール設定モジュールは、メール サーバー、レポート配信、スケジュール、プレースホルダーなどのいくつかの主要な部分で構成されています。

Exchange サーバー又は SMTP サーバーは、メールを送信するように構成されたコンピューターです。レポートをユーザーに配信できるように設定する必要があります。

Anaplan XL ではレポートの受信者を設定する方法が二つあります。最初の方法は、レポートを一人または二人に送信する必要があるケースに最適です。メール アドレスを入力すれば準備完了です。

ドメインに組み込まれているグループを使用するか、カスタム外部グループを設定する方法もあります。こちらの方法は設定が少し複雑ですが、一度設定してしまえば、同じ受信者当ての新しいレポートを簡単に作成できます。グループの設定方法の詳細については、「SQL リポジトリ」を参照してください。

スケジュールでは以下を定義します。

    • 送信するレポート
    • 送信先のユーザー
    • 一度、1 日に 1 回、週に 1 回、月に 1 回、選択した曜日など、送信するタイミング

レポートごとに送信先のユーザーを変える場合は新しいスケジュールを設定します。

SQL リポジトリを使用する場合、スケジュール設定エラーは次の二つの場所で見つけられます。

    • 一般的なエラーの場合は、Anaplan XL Web Edition 構成アプリケーションを実行し、[SQL Repository] タブを選択します。[Administration] ボタンを選択してから、[Admin] → [Logs] → [Schedule Log menu] を選択します。
    • 特定のスケジュールに関するエラーとステータス情報については、前述のようにスケジュールを管理し、[Run History] タブに切り替えます。

配布リストなどのスケジュール構成の一部は SQL クエリから照会できます。詳細については、「SQL クエリによるスケジュール設定のコントロール」を参照してください。

ウェブ サービスを使用して既存のスケジュールをトリガーできます。詳細については、「統合サービスを使用したレポートのスケジュール設定」を参照してください。