SSO サーバーを構成し、タイプとして SAML を指定すると、クライアントに送信するメタデータが自動生成されます。このメタデータは、Anaplan SAML サービスとクライアント IdP の対応関係、及び SAML URL エンドポイントの設定方法を記述したものです。
多くの SAML IdP がメタデータ ファイルから自動的に構成されます。これを SAML の信頼の輪と呼びます。
メタデータには以下が含まれています。
- Anaplan の公開証明書
- Anaplan の EntityID (https://sdp.anaplan.com)クライアント IdP で Anaplan のトラフィックを受け入れるためのものです。
- Anaplan サポートが定義した外部 ID (例: YourCompanySAML)Anaplan 環境内でクライアント サーバーが構成されていることを Anaplan で特定できるようにするためのものです。
SSO サーバーとメタデータが生成され次第、Anaplan からクライアントに以下が送信されます。
- フレンドリー URL (この例では
Location="https://sdp.anaplan.com/frontdoor/saml/<外部 ID>
) - XML ファイル形式のメタデータ