セキュリティ強化のため、Anaplan では厳格なタイムアウト ポリシーとログアウト ポリシーに従っています。ログアウトとタイムアウトの動作は、こうしたポリシーを適用し、ID プロバイダーでの再認証をユーザーに対して必須とするように設計されています。

Anaplan からログアウトすると、ブラウザーはそのテナントで事前定義されている URL にリダイレクトされます。Anaplan 管理者が特定の SAML ログアウト URL を設定している場合もあります。Anaplan 管理者がこの設定を行っていない場合は、固定のページが表示されます。Anaplan にログインし直せるフレンドリー URL を指定するには、Anaplan 管理者に問い合わせてください。

すべての Anaplan ユーザーはデフォルト テナントに関連付けられます。デフォルト テナントは 1 つの SAML ログアウト URL にしか関連付けることができません。一般的に、Anaplan ユーザーを雇用している組織がデフォルト テナントとなります。

ただし、一部のケースでは、Anaplan ユーザーがコンサルタントの役割を担うこともあります。

コンサルタントの名前が Aadya Srivastava で、CompanyA と CompanyB のコンサルタントを務めていると仮定してみましょう。この場合に推奨される対応は、企業ごとに異なるユーザー認証情報のセットをコンサルタントが取得することです (たとえば、Aadya.Shrivastava.Consultant@CompanyA.comAadya.Shrivastava.Consultant@CompanyB.com)。これらの認証情報は、SSO 認証、又は標準ログインに使用します。

Aadya Shrivastava が CompanyA の認証情報を使用すると、ログアウトの動作は CompanyA のものとなります。CompanyB の場合にも同じことが当てはまります。

SSO ユーザーが SSO システムからログアウトしても、Anaplan からは自動的にログアウトしません。

セキュリティ上の理由により、Anaplan では 35 分間操作がなかった場合にタイムアウトが発生します。タイムアウトが発生した場合、ユーザーは Anaplan のログイン ページから再度ログインする必要があります。所属組織で ID プロバイダー (IdP) を使用している場合:

  • タイムアウトが発生すると、所属組織用の IdP の URL から認証するよう求められます。
  • ブラウザーが固定ページにリダイレクトされる場合は、管理者に連絡して、Anaplan にログインするためのフレンドリー URL を指定してもらってください。