Azure Analysis Services などの Azure リソースに接続する場合、Anaplan XL Reporting Web では Anaplan XL アプリケーション登録 (02b5d7ef-9e5a-4351-aa9b-9d65e5e3df12) を使用します。ユーザーが組織内の Anaplan XL Web 経由で初めて Azure リソースにアクセスする場合、管理者が承認を与える必要があります。

以下の手順に従って内部アプリ登録を使用することもできます。

Anaplan XL アプリケーションではこれらの権限を使用して、制御された方法で Azure データ ソースにアクセスします。これにより、管理者は付与する権限を制御できます。

使用できる API 権限は次のとおりです。

Azure API permissions

必要に応じて特定の権限を付与できます。たとえば、PowerBI へのアクセスが必要ない場合は、Power BI Service API を省略しても構いません。

  • Azure Active Directory Graph:ユーザーの ID 情報を取得するために使用されます。
  • Azure Analysis Services:Azure Analysis Services データ モデルへのアクセスを許可します。
  • Azure SQL Database:Azure SQL データベースへのアクセスを許可します。
  • Power BI Service:Power BI モデルへのアクセスを許可します。

Anaplan XL では、これらのアクセスの一部に対してカスタム アプリケーション登録を使用できます。web.config ファイルを更新し、次のためのキーを追加して、この新しいアプリケーション登録の詳細を Anaplan XL Web に伝える必要があります。

  • PowerBiClientID
  • PowerBiClientSecret
  • PowerBiRedirectUrl

トークンを Anaplan XL に渡すことができるように、リダイレクト URL では組み込みリダイレクトと同じコンテンツがあるページに移動する必要があります。 

シングルテナント アプリケーションの場合、テナント ID とともに以下のキーの追加が必要になる場合があります。

    • AzureAuthorityAudience