マップ チャートにはダッシュボードのマップにあるビジネス データが表示されます。区別しやすいように、リージョンごとにデータを色分けできます。
Anaplan のダッシュボードでは、次のリージョンのマップを構成できます。
- オーストラリアの州と準州
- カナダの州
- 欧州の国
- フランスの県 (本土のみ)
- ニュージーランドの地方
- ロシア連邦地区
- 米国の州
- 世界の国
マップ チャートを作成するには以下を行う必要があります。
- マップ チャートのリージョンとコードのダウンロード
- マップ チャートを作成して構成し、ダッシュボードに公開します。
マップ チャートを使用してページ セレクターを変更することもできます。
注記: ベースとなるグリッドに新しいデータ アイテムが追加されても、マップ チャートはリアルタイムで更新されません。ダッシュボードでリージョンを選択すると、マップ上に表示されている集計値を構成する値が表示されます。
マップ チャートのリージョンとコードのダウンロード
マップ チャートを作成する前に、リージョンのリストと対応する ISO コードを含むソース ファイルを用意する必要があります。これらは .csv ファイルとして用意されており、モデルにリストとして追加する必要があります。
マップ チャートで使用するマップのリージョンとコードをダウンロードします。このダウンロード ファイルは Anaplan がサポートするリージョンの .csv ファイルを含む .zip ファイルです。
マップのリージョンとコードをダウンロードしたら、マップ チャートのベースにするリージョンに関連するリストを作成する必要があります。次に、対応するリージョン コードを含む .csv ファイルをインポートします。
マップ チャートの作成と構成
- リージョン リストを使用してモジュールを作成します。
- グリッドをピボットしてリージョンを行に、ライン アイテムを列に配置します。
- 必要に応じてマップ チャートを色分けします。ツールバーで [Conditional Formatting] ボタンを選択し、[New Rule] を選択して必要なしきい値を適用する新しいルールを設定します。
- マップ チャートのベースとなるデータを含む列を強調表示し、次のいずれかの操作を行います。
- Anaplan ツールバーの [Charts] ボタンを選択して [Map Chart] を選択する
- [View] メニューから [Create Chart from Selection]、[Map Chart] の順に選択する
[Chart Options] ダイアログが表示されます。
- チャート オプションの値を選択します。さらに、マップ タイプのチャートでは以下を構成できます。
- さまざまなリージョンを選択できる [Map Type] ドロップダウン
- マップにリージョン ラベルを表示する [Show Region Labels] オプション
- チャートの生成に使用するディメンションを選択する [Region Labels Source] ボタン
- [Publish to Dashboard] を選択して対象のダッシュボードを選択します。
注記: オーストラリアのマップ チャートを生成する場合、州と準州のリストでオーストラリア首都特別地域 (ACT) を一番上にすると、チャートを生成してもマップ上に ACT が表示されません。他の州または準州をリストの一番上にすると、この問題は発生しません。
マップ チャートを使用したページ セレクターの変更
- マップ チャート、及びそのチャートを生成するために使用するグリッドを含むダッシュボードを作成します。
- グリッドで [View] メニューから [Pivot] を選択し、リージョンをページ ディメンションとして指定します。
- ダッシュボード デザイナーを開き、[Properties] パネルの [Selection Options ] セクションで [Synchronize Selection] を選択し、ダッシュボードで別の組み合わせが選択された時にデータがリアルタイムで更新されるようにします。
- [Save & Exit Dashboard Designer] を選択します。チャートでリージョンを選択し、グリッドで選択したページを変更してそのリージョンのデータを表示します。