ワークスペース管理者は、[Chart Options] を使ってダッシュボード チャートの構成をカスタマイズできます。チャートの種類に応じて異なるオプションが表示されます。

注記:[Chart Options] はモデル内のチャートを構成できるダイアログです。ユーザー エクスペリエンスではチャート用の他のオプションを利用できます。ページ ビルダーはアプリのページに改善された最新の視覚効果を追加できます。

円グラフや折れ線グラフなどの単純なグラフでは、系列の色、凡例、データ ラベルを構成するためのオプションがあります。複合グラフなどのより複雑なグラフでは、グラフの種類と軸の位置を構成する追加オプションが表示されます。時系列図の [ Chart Options] ダイアログで期間を変更できます。

すべての [Chart Options] の表示内容は共通する部分が多く、多くのオプションがすべてのチャート タイプで共通です。複合グラフのチャート オプションは以下のとおりです。

複合棒グラフと複合折れ線グラフの [Chart Options] ダイアログ。チャートのプレビューが右側に表示されています。左側の構成オプションには番号が振られています。1 が左上の [系列] セクション、2 が真ん中左側の [Axes] セクション、3 が左下の [ラベル] セクションになっています。[系列] セクションには系列ごとにドロップダウンがあります (a)。各ドロップダウンの横にはカラー ピッカー ボックス (b)、[右軸] チェックボックス (c) が順に表示されています。

[Chart Options] ダイアログには、[系列] (1)、[Axes] (2) 及び [ラベル] (3) の 3 つのセクションがあります。

  1. 系列
    1. 系列のチャート タイプを変更するには、系列名の隣にあるドロップダウン リストからオプションを選択します。
    2. 系列の色を変更するには、系列名の隣にあるカラー ピッカーを選択し、表示されるパレットから別の色を選択します。
    3. 右軸に表示する系列を変更するには、その系列の [右軸] チェックボックスをオンにします。
      • チャートの左側に単一の軸を表示するには、すべての系列で [右軸] チェックボックスをオフにします。
        左軸にすべての系列の最小値から最大値までが表示されます。
      • チャートの右側に単一の軸を表示するには、各系列で [右軸] チェックボックスをオンにします。
    4. 系列タイプが複数ある場合は、縦棒グラフか面グラフのバーを以下のいずれかにします。
      • クラスター: 系列タイプごとに別の列に表示します。
        面グラフには適用されません。
      • 積み上げ: 各系列タイプの値を色分けして一つの列かエリアに表示します。
      • パーセンテージ: 系列タイプのパーセンテージ値を色分けして一つの列かエリアに表示します。
  2. 軸
    1. デフォルトでは軸のタイトルは空白です。
      必要に応じて、[Left Axis Title] や [Right Axis Title] を入力します。
  3. ラベル
    • デフォルトでは [Chart Title] は空白です。
      必要に応じて、スペースを含めて最大 60 文字まで入力します。
    • [汎用の位置] には[下]、[上]、[左]、[右]、[非表示] の五つのオプションがあります。
    • また、各系列で [Hide Value] と [Show Value] のいずれかを選択できます。

[Publish To Dashboard] ボタンをクリックすると、新規または既存のダッシュボードにチャートが公開されます。

チャートで構成するオプションが大量にある場合、各セクション名の左に下向き矢印が表示されます。各セクション名の下の詳細を非表示にするには矢印を選択します。矢印を再度選択すると詳細が表示されます。