組織で Microsoft の秘密度ラベルか IRM (Information Rights Management) を使用している場合は、Anaplan XL Reporting 機能を有効にするためにワークブックに設定する必要がある必須の秘密度ラベルか IRM ポリシーを設定できます。同様に、承認済みワークブックの所有者を設定することもできます。必要なポリシーが設定されていない場合、正しいセキュリティ設定が適用されるまで、接続を追加できず、データは取得されず、ダイアログは開きません。
秘密度ラベルと IRM ポリシーについてはそれぞれのリンクを参照してください。
設定
[Admin Controlled] 設定ファイルで正規表現を使用して必要なセキュリティ設定を指定します。このファイルは製品とともに展開できます。設定ファイル ページの [Admin Controlled] セクションを参照してください。必須のワークブック セキュリティなしで Anaplan XL 機能を使用しようとした場合にユーザーに表示されるカスタム警告メッセージを設定することもできます。
秘密度ラベル
<sensitivitylabelregex></sensitivitylabelregex>
<sensitivitylabelmessage></sensitivitylabelmessage>
IRM ポリシー
<irmpolicyregex></irmpolicyregex>
<irmpolicymessage></irmpolicymessage>
IRM ポリシーを設定したら、変更を有効にするためにワークブックを保存します。秘密度ラベルの変更は、ラベルが変更されると適用されます。
承認済み所有者
<authorisedownerregex></authorisedownerregex><authorisedownermessage></authorisedownermessage>
例
ワークブックに「Confidential」IRM ポリシーが設定されている場合にのみユーザーが Anaplan XL 機能を使用できるようにするには、次を使用します。
<irmpolicyregex>^Confidential$</irmpolicyregex>
<irmpolicymessage>The workbook protection level does not meet the policies set.Set the workbook protection and save to continue</irmpolicymessage>
ワークブックに「Confidential」か「Highly Restricted」の IRM ポリシーが設定されている場合にのみ、ユーザーが Anaplan XL 機能を使用できるようにするには、次を使用します。
<irmpolicyregex>^(Confidential|Highly Restricted)$</irmpolicyregex>
ワークブックに「Confidential」というテキストを含む IRM ポリシーがある場合にのみユーザーが Anaplan XL 機能を使用できるようにするには、次を使用します。
<irmpolicyregex>Confidential</irmpolicyregex>
ワーカー作成者に特定の二つの名前のうち少なくとも一つが含まれている場合にのみ、ユーザーが Anpalanx XL 機能を使用できるようにするには、次を使用します。
<authorisedownerregex>John Smith|Jane Doe</authorisedownerregex>
