OData は、ウェブ上でデータを公開および使用するためのベスト プラクティス アプローチであり、一貫した一連の規則と操作を使用して、Anaplan Financial Consolidation などのデータ ソースを操作できるようにします。

Open Data Protocol (OData) は、RESTful API の構築と使用に関するベスト プラクティスを定義する OASIS 標準です。OData 準拠のエンドポイントは、統一された操作とクエリ オプションを定義することにより、さまざまなシステムとプラットフォーム間の相互運用性を促進します。

Anaplan Financial Consolidation API では、OData エンドポイントは、HTTP メソッドを使用してクライアント スキーマ ステージング テーブルでデータを取得、挿入、更新、削除できます。サポートされているメソッドは以下のとおりです。

  • GET: 単一のスキーマ テーブルから情報を取得します。
  • POST: クライアント スキーマ テーブルにデータを挿入します。
  • PUT: クライアント スキーマ テーブル内の一つ以上の行を更新します。
  • DELETE: クライアント スキーマ テーブルから一つ以上の行を削除するか、スキーマ全体を維持しながらテーブルの内容をクリアします。

OData エンドポイントへのすべてのリクエストには、テナントと有効な API トークンが含まれている必要があります。サーバーでは、残りのリクエストを処理するためにこのトークンを認証する必要があります。リクエストでは、パラメーターの交差を指定するか、テーブル全体をアドレス指定する必要もあります。これはリクエストのヘッダーと本文で行われ、個々のリクエストごとに記述されます。

OData エンドポイントのパラメーターにはさまざまなデータ型を使用できます。Anaplan Financial Consolidation では次の標準データ型をサポートしています。

データ型説明
string文字と数字の英数字のシーケンス。{
"Scenario":"Actual"
}
integer整数 (正と負のいずれか)。{
"Amount":519817.0
}
boolean二つのオプションのいずれかを表す値 (通常は TRUE か FALSE)。True の場合は 1、False の場合は 0