論理演算子とそのパラメーターでは true 又は false のステートメントを評価し、リソース内のデータをフィルタリングします。
以下の表は、Anaplan Financial Consolidation API で使用できる論理演算子をまとめたものです。
演算子 | 説明 |
Equals (eq) | eq 演算子は、左のオペランドが右のオペランドと等しい場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Not equals (ne) | ne 演算子は、左のオペランドが右のオペランドと等しくない場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Great tehan (gt) | gt 演算子は、左のオペランドが右のオペランドより大きい場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Great than or equal (ge) | ge 演算子は、左のオペランドが右のオペランド以上の場合に true を返します。 それ以外の場合は false を返します。 |
Less than (lt) | lt 演算子は、左のオペランドが右のオペランドより小さい場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Less than or equal (le) | le 演算子は、左のオペランドが右のオペランド以下の場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
And | and 演算子は、左と右のオペランドの両方が true と評価された場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Or | or 演算子は、左と右のオペランドの両方が false と評価された場合に false を返します。それ以外の場合は true を返します。 |
Not | not 演算子は、オペランドが false を返す場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。 |
Has | has 演算子は、右のオペランドが左のオペランドにフラグが設定されている列挙値である場合に true を返します。 |
In | in 演算子は、左のオペランドが右のオペランドのメンバーである場合に true を返します。右のオペランドは、括弧で囲まれたカンマ区切りのプリミティブ値のリスト、又はコレクションに解決される単一の式のいずれかである必要があります。 |
Ends with (endswith) | 文字列パラメーター値がある endswith 関数は、最初の文字列が 2 番目の文字列で終わる場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。文字列の比較では大文字と小文字が区別されます。tolower 又は toupper と組み合わせて使用すると、大文字と小文字を区別しない比較を実現できます。 |
Starts with (startswith) | 文字列パラメーター値がある startswith 関数は、最初の文字列が 2 番目の文字列で始まる場合に true を返します。それ以外の場合は false を返します。文字列の比較では大文字と小文字が区別されます。tolower 又は toupper と組み合わせて使用すると、大文字と小文字を区別しない比較を実現できます。 |
例: GET https://fluenceapi-prod.fluence.app/api/CustomerTenant/{API_Token}/v23085.1/odata/Consolidation?$filter=Date
eq
'2024 Dec'
この例では、「Consolidation
」クライアント スキーマ テーブル内で、「Date
」フィールドが「2024 Dec
」に等しいレコードのみをすべて取得します。
演算子パラメーター
$filter
及び $orderby
クエリ パラメーターを使用する場合は、サポートされている演算子の演算子優先順位を使用します。同じカテゴリーの演算子には同等の優先順位が与えられます。
グループ | 演算子 | 説明 |
グループ化 | ( ) | 優先順位のグループ化 |
単項 | - | 否定 |
not | 論理否定 | |
cast( ) | 型キャスト | |
リレーショナル | gt | 指定の値より大きい |
ge | 指定の値以上 | |
lt | 指定の値より小さい | |
le | 指定の値以下 | |
isof | 型テスト | |
等式 | eq | 指定の値に等しい |
ne | 指定の値に等しくない | |
条件付き AND | and | 論理 AND |
条件付き OR | or | 論理 OR |
例: GET https://fluenceapi-prod.fluence.app/api/CustomerTenant/{API_Token}/v2305.1/odata/Consolidation/$filter=(Entity_Name eq '120') and (Date_Name eq '2024 Dec') and (Scenario_Name eq 'Actual')
この例では、「Entity_Name
」のフィールドが「120
」に等しく、「Date_Name
」が「2024 Dec
」に等しく、「Scenario_Name
」が「Actual
」に等しい場合に、「Consolidation
」クライアント スキーマ テーブル内のデータを取得します。