Anaplan for Microsoft 365 で、[Send and refresh] を使用して、アドインで行ったデータ変更を Anaplan のモジュール又は保存済みビューに書き込みます。 

Anaplan のユーザー認証はアドインに継承されます。

送信とリフレッシュを実行できるのは、読み取り/書き込みアクセス権があるユーザーだけです。 読み取り専用接続では、データを Anaplan に送信することはできません。 

読み取り専用接続には最大で 500 万セルまで含めることができます。読み取り/書き込み接続には最大で 100 万セルまで含めることができますが、最適なパフォーマンスを得るには、Anaplan に一度に書き込むセルの数を 5,000 以下にすることをおすすめします。

データのダウンロードが完了する前にリフレッシュをキャンセルすると、ワークシートに表示されるデータと Anaplan モデルとの不一致が生じます。リフレッシュを完全に実行して、ワークシートのデータが Anaplan モデルと一致するようにしてください。 

Anaplan を更新できるのは、Anaplan で編集可能なセルのデータのみです。

  • 編集可能なセルの値は青で表示されます。
  • 読み取り専用セルの値は黒で表示されます。

Excel ワークシートで読み取り専用値を編集することはできますが、変更は Anaplan の読み取り専用セルには送信されません。

アドインでは、データ型がリストと時間軸の場合にデータが検証されません。たとえば、リスト アイテムを間違って入力すると、一般的なエラー メッセージがアドインによって生成されます。 

  1. 接続した Excel ワークシートでデータを変更します。 
  2. エンターキーを押します。
    これによってデータ変更が確認されます。
  3. [Cards in Document ] タブを開きます。
  4. カードを一つ以上選択します。
  5. 必要に応じて、カードのコンテキスト セレクターを変更します。
  6. [Send and refresh] を選択します。 
  7. 変更を確認します。 
  8. [Continue] を選択して変更を Anaplan に送信します。または、[Skip] を選択します。
    [Skip] を選択すると、変更は Anaplan に送信されません。 
  9. [OK] を選択します。

複数のカードをアップロードすると、すべてのカードが Anaplan に送信され、送信された順序でリフレッシュされます。操作の最後には、すべてのカードがリフレッシュされて最新のデータが表示されます。

注記:送信とリフレッシュブレークバックをサポートしていません。

注記:変更を加えると、接続の値が最長で 2 週間アドインによって保存されます。2 週間が経過したら、接続をリフレッシュし、送信とリフレッシュを行う前にセルに変更を適用する必要があります。

送信とリフレッシュを行う際に、Microsoft 365 のデータと Anaplan のデータの間で競合が発生することがあります。たとえば、あるセルが Excel では日付形式であり、Anaplan では数値形式であるとします。

Microsoft 365 のデータと Anaplan のデータの間で競合がある場合は競合画面が表示されます。競合画面の最初の列には、変更されたすべての値の場所または競合の場所が表示されます。2 列目には Microsoft 365 の値が表示されます。3 列目には現在の Anaplan の値が表示されます。 

デフォルトでは、画面にすべての変更が表示されます。

  • 送信可能な値の変更は、黒で表示されます。
  • 値の競合があり、Microsoft 365 のデータと Anaplan のデータのどちらかを選択する必要がある場合は、オレンジ色で表示されます。
  • 形式の競合およびウィザードで解決できないその他の競合は、赤で表示されます。 

値のみの競合が表示された場合は、Microsoft 365 の値または Anaplan の値のいずれかを選択することで競合を解決できます。 

その他の競合は、ウィザードでは解決できません。[Cancel] をクリックして Anaplan 又は Microsoft 365 で変更を加えてから再試行することにより、競合を解決できる場合があります。