複数選択の印刷を有効にしたり、Excel に保存したりするように Web レポートを構成できます。そのため、レポート内で構成されたスライサーの組み合わせごとに 1 ページを含む単一の PDF 又は静的な Excel ワークブックを生成できます。
たとえば、異なる月や地域に対して同じレポートを印刷する場合に便利です。以下のレポートは、コンボボックス スライサーで選択された月に基づいて作成されています。印刷時には 4 月と 5 月の両方が選択されるため、それぞれの月に対して 1 ページが作成されて正しいデータが反映されます。

マルチシート印刷の有効化
最初に [Workbook Options] 内でマルチシートを有効にする必要があります。
チェックボックスのオン/オフを切り替えて、マルチシートを印刷 (マルチシート PDF を作成) したり、Excel のマルチシートに保存したりします。これにより、変更されていないワークブックのコピーが保存されます。
カスタム マルチシート キャプションでは、公開されている Web レポートに表示される印刷ダイアログのカスタム タイトルを使用できます。これが設定されていない場合、追加の印刷オプションは「マルチシート印刷」と呼ばれます。
伝播するワークシートと、印刷選択を行うために使用するスライサーを指定します。
マルチシート印刷を有効にした後、通常どおりワークブックを公開します。
Web レポートのマルチシート印刷
Anaplan XL Reporting Web でレポートを開き、[Print] を選択します。[Multi-sheet print] (又は [Workbook Options] で定義されているカスタム キャプション) を選択します。
これで、利用可能なスライサーが表示され、そこから該当する選択を行うことができます。
スライサーの組み合わせごとに 1 ページの PDF ファイルが作成されます。[Save to Excel] でも同様にワークブックが作成されます。
全メンバーの選択
ドロップダウン スライサーを使用してマルチシート印刷を実行する場合は、スライサーの全メンバーを選択できます。そのため、階層または選択範囲のすべてのメンバーに対して PDF ページを簡単に生成できます。
これは、[Workbook Options] の [Multi-Sheet Web Printing] セクションで有効にします。スライサーを選択し、[Slicers to use for Multi-Sheet selections] オプションの [All] チェックボックスをオンにします。
ウェブからマルチシート印刷を実行する際に、すべてのチェックボックスをオンにするオプションが表示されるようになります。